第36話
「さ、帰るか」
俺たちは、ダンジョンから出た。
もう、異変化したモンスターは出なくなった。
あと、捕まえたスパイクをWDAに届けないと。
一応、WDAのスパイだったから、重い処罰が下ると思う。
それはそれとして、俺はなんだかもやもやしたので、ニュースを見た。
どうやら、そのもやもやは的中していたみたいだ。
"イギリスのS級ダンジョン"モサ=コイヨ"、ダンジョンハートによる異変化でZ級に昇格"
俺たちがダンジョンを出る2分前の出来事だった。
ダンジョンハートによる異変で、イギリスでは今とんでもないことになっているそう。
俺は、少し違和感を覚えた。
俺たちがスパイクを始末したのは、彼がダンジョンハートを利用しようとしてたからだ。
しかし、彼単体でこんなことを企てるとはとても思えない。
リスクが大きいからだ。
つまり、複数人であらゆるダンジョンに向かっていると推測できる。
そして、イギリスのS級ダンジョンに異変を起こした。
これなら、辻褄が合う。
そして、もしこの推測があっていたら、おそらく30分以内に別のところで異変が起きる。
なぜこんなことを企てたのかはしらないが、S級ダンジョンの深層にもぐれるほどの実力者が居るってことは、犯行を起こしたのはでかい組織だってことに間違いない。
俺はすぐにそれを皆に伝えた。
すると、大半のメンバーは同じことを思っていたみたいだ。
「このタイミングで異変て、ちょっとおかしいよな」
「一斉にダンジョンハートに異変を起こしたってこと?」
「いやでも、さっき潜ったダンジョンはすでに異変が起こっていたよ」
「じゃあ、異変が起こり始めているダンジョンを見つけて、更に悪化させようとしているってこと?
「そういうことだな」
「でも、その"異変が起こり始めているダンジョン"ってどうやって見つけてるの?」
「おそらく、別の協力者がやってる」
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どうも、ラ主です。
さっき、更新を止めると言いました。
止めるって行っても、二週間程度かなと思います。
正味分からないですけど。
これはあくまで書き溜めた分です。
さっきの更新停止報告は消しました。
そんな大げさにしなくてもいいので。
で、ここからは理由です。
更新を止めるのは、ちょっと新年早々やらかしたからです。
そのせいで、今絶賛呼吸困難中です。
今週中に呼吸器内科に行ってきますが、それまで書く力がなく、仮に治ったとしてもスランプに入ると思うのでお知らせしました。
ご心配をおかけしてすみません。
では、またいつか(3日後)。
あ、良いお年を!!
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