閑話(事務所での休日2)

「まずは、これ!ひき肉!」

>DEATH!

>DEATH!

>DEATH!

>↑草越えて大草原


「あと、にんにく、玉ねぎ、ニンジン、ゴブリンの肉、コンソメ、塩コショウ!です

 わ!」

>ちゃんとした材料...って、あれ?

>なんか一つ異物混入してる

>やっぱイザベラ


「それじゃ、全部魔法で刻みますわ!」

>おい

>おい

>魔法禁止な?


「もう切っちゃったわ!全部煮込みますわ!」

>炒めるのは?

>↑大丈夫、イザベラだから()

>泥できそう


「はい、完成!パスタもできましたわ!」

>誰だよ3時間かかるって言ったやつ

>2分なんですが

>3分クッキングを超す速さ


「じゃあ、あの奴隷たちに食べてもらいますわ!」

>奴隷(Zランカー2名含む)

>姉御!一生ついていきますわ!


「なんですの、姉御って!まあいいですわ。私の料理、とくとご覧あれ!」

俺たちは、イザベラが2分で作った"怪しい"スパゲッティを食べた。

「「「「「「「うまい」」」」」」」

「当たり前ですわ!」

>マジ?

>料理上手くなれそうになってきた

>草


「じゃ、これで私が料理上手なのは証明できましたわ!バイバイ!」

>は

>もっと

>おい


そうして、すぐにイザベラが配信を切った。

まさか、イザベラが料理上手だとは知らなかった。

「飯食い終わったことだし、次は何する?」

「ゲーム」

「ダンジョン」

見事に分かれたな。

そういえば、今日みんながここに集まっているのはもう一つ理由がある。


―ピンポーン。


「あ、律来たんじゃない?」

「お邪魔します。」

そう、今日は律さんと話し合いをするためにここに来たんだ。

---

作者入りまーす。

ここから先は閑話じゃなくなるかも。

---

「クランに加入するのは、公開しますか?」

「お願いします。一応、自分の名前を入れておくと邪魔よけになると思うので」

「律、政府のやつが来るかもしれないじゃん。」

「そのときはDESTROYERじゃなくて"律"として対応するよ。」


そう、このクランに世界一位の男が加入するらしい。

「これで、世界一位のクランになるんじゃない?」

「いや、まだ具体的な成果が残せていないからなぁ。」

「じゃあ、今日は休日だけどダンジョン行く?」

「「「「「「「「行く」」」」」」」」

そうして新規メンバーを加えた9人でいくことにした。

ちなみに、御子はノアに任せた。

彼は一応ヒーラーでもあるから、安心だろう。

---

ノアを忘れた人、24話をチェック!

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