第19話

俺たちは、龍矢をWDA(世界ダンジョン協会)に引き渡すことにした。

そして、龍矢が国に頼まれて動いたことも一緒に。

施設内にだれもいないことを確認してから、俺たちは転移でWDA本部へと向かった。

「こちらに手を」

そう言われたので、俺たちは手をかざした。


「これは、Zランクの三人じゃないですか。どうぞこちらへ」

俺たちは案内された場所へと向かった。


「初めまして。ダンジョン協会会長のウィル・マイクです」

「ブルース・ホークスだ」

「イザベラ・カドガンです」

「TKSこと、進藤曹です」

「本日は何の用件で?」

「国際ダンジョン法違反を犯した三城龍矢をこちらに連れてきました」

「ほう、彼はたしかZランクだったかね。」

「そして、彼はどうやら日本に命令されたようです」


「なに?!」


俺がそういうと、会長は驚き立ち上がった。


「そして、俺を暗殺しようとしました」

「それはなぜだ?」

「日本は、国専属探索者といって人材を集めていました」

「ほう」

「しかしそれは形だけで、実際は奴隷だったんです」

「なに?!」

「そして、国専属探索者たちを地下の施設へ閉じ込めました。

 私は、ホークスにそれを探知してもらって初めて分かりました。

 おそらく、ここ数十年はこんなことがあったと思います」


「これは大問題だ、、、」


そのあと、俺たちは待合室へ案内され、数十分後に再び呼び出された。


「とりあえず、三城龍矢はZランクはく奪とダンジョン協会永久追放。

 日本については、また改めて処分する。

 もしかしたら、国自体が変わるかもしれない。

 そのぐらい、長く隠されてきたやばいことなんだ」


物事は大きく進んだ。

俺たちは、用事が住んだので転移で拠点へと戻り、国専属探索者たちへ事情徴収をした。

そして、それを全部記録した。

イザベラは料理が上手らしいので、全員分の食事を魔法を使って作った。

ホークスは、このことを全国の報道機関へと伝えにいった。

「もう、この国は終わりなのかな、、、」

「残念ながらそうみたいね。」

「でも、国の体制が変わるだけ、ってのもありえるかもな」

「そしたら、TKSが国のメンバーになるんじゃないか?」

「それはあり得ないよ。ただの探索者だし。」

「意外とあり得るわよ。イギリスはもう探索者が政治をやっているわ」

「そういえばイザベラはイギリス出身だよな。

 イザベラなら政治にかかわれるだろ?なんでやらないんだ?」

「それは、、、」


俺は、イザベラの過去について聞いた。

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遅れてすみません。

ギフトほしいです;;東京の旅費が足りません;;


新作です


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ヤンデレ系です


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