第16話
「TKS、絶対DESTROYERに勝てるよ。」
「誰ですか?DESTROYERって。」
「私も知らないわ。」
「DESTROYER、正体不明のZランカー。世界ランク1位だ。」
「「えぇ?!?!」」
俺が世界一位に勝てるの?
いやそれより、世界二位でも知らない情報を世界五位が知ってるってどゆこと?
あ、解析魔法を使ったのか。
「その人とあったことあるんですか?」
「いや、俺はない。それどころか、ここ10年不動の1位であり誰とも
接していない、本当に正体不明なんだ。」
「そうなんですか、、、」
「でも、彼は魔法に精通している。つまり、物理攻撃ではおそらく勝てない。
でも、君の魔力創造能力なら彼を上回るかもしれない。」
「へぇ、、、」
つまり、弱点ってことか。
それよりだ。
「その話は一旦おいて、解析手伝ってくれませんか?」
「いいよ。とりあえず、写真持ってる?」
「持ってます。これでどうですか?」
「うーん。彼女は生きてるね。だけど、弱ってるね」
「どういうことですか?!?!」
「いわゆる強制労働。半分監禁状態だね」
「え、、、」
「しかも、周りにはざっと100人は居るね。しかも、全員それなりの実力がある。」
ホークスの解析によって分かったこと。
まず、未衣は生きている。
だが、半分監禁状態。まるで監獄のよう、らしい。
そして、その周りには他の人も居るらしい。
「そこがどこかわかる?」
「いや、分からない。だけど、Zランクの俺たちならきっと教えてもらえるだろう」
「確かに、俺たちは権力あるかもしれないし。」
「いや、普通に日本じゃなく世界レベルで権力あるわよ」
「そうだぞ。今から行くか」
何故か、ホークスが勝手に今行くと決めた。
もう夜だよ?
時間は、、、まぁ大丈夫か。転移するか。
「みて、あれって、、、」
「Zランカー?!しかも3人?!」
あぁ、バレちまったよ。
Sランカーでも有名なのに、Zランカーとなったら海外の超有名女優並みに有名、いやそれ以上か。
だから、もう事務所の周りには常に人がたくさん、、、というわけではない。
色々対策してある。何がとは言えないけど。
でも、バリアの外には沢山の人が居る。
だから、、、うーん、、、
もうここで転移しちゃうか。
室内でやるとリスクがあるし。
―転移
そう、イザベラが唱えた瞬間、"転移"した。
そしてついたのは、ダンジョン省。
めちゃ偉いところだ。
俺たちは、中へ入っていった。
「このセンサーに触れてください」
あ、分かった。
ここでも簡易検査されるのか。
まぁ、国専属にはならないと思うが、、
「あなた達は国専属探索者に選ばれました。
数秒後転移します」
こんな雑なん?
その時ホークスがその魔法を打ち切った。
そしてこう言った。
「Zランカーにそんなことできると思うなよ
国専属探索者、、、いや"人質"を返せ。」
---------------------------------
ヤンデレ系も書いてます!!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます