第15話
ダンジョン攻略のはずが、俺が言ったことがきっかけで取りやめになった。
とりあえず、俺はこの国の「国専属探索者」のことについて話した。
国専属探索者。
国が特に見込みのある人に与える特別な仕事。
これの厄介なところが、99%強制なところ。
親が有権者の場合はその1%が見込めるが、それは国を動かせるレベルでないといけない。
つまり、一度目をつけられてしまったら終わりなのだ。
俺は、幼馴染が国専属探索者に選ばれてから、どうにかして連れ戻そうと考えていた。
だけどそれは、現実的に無理だ。
もう10年以上たった。今頃あいつは無事かなぁ、、、
「じゃあ、その人の写真ない?ちょっと解析できる仲間呼ぶけど」
そんな能力を持つ人がいるのか。
正直、死んでほしくはないけど、もし仮に彼女が死んでいたら助けようがない。
しかも、国専属探索者は裏で働く機密組織のため、安否が公表されていない。
そもそも、誰が国専属探索者になったのかも明かされない。
俺が彼女が国専属探索者になったことを知っているのは、彼女の親が伝えてくれたからだ。
幸い、親族には明かされるからな。
「で、その仲間っていうのは、もしかして、、、」
「そう、ホークスよ。彼は解析系の能力が特に優れているスーパーマン」
そうなんだ。
なら、彼はその能力が加味されてZランクになったのかな?
数分後。
―ピンポーン。
「はーい」
「よ、イザベラ。久々だな」
「もう1年ぶりよ、どこに行ってたの?」
「秘密。それより、そこにいる青年は誰だ?」
「今日は来てくれてありがとうございます。TKSと言います。」
「TKS?!あの、世界ランク3位の?!」
「はい、まぁそうなっていますが、、、」
「俺も協力させてくれ、その計画に。で、その代わり一回俺と戦ってくれないか?」
「まぁ、いいですけど、、、」
どうやらホークスは戦闘が好きなようだ。
俺は、彼と戦うことにした。
「ふっ」
「まだまだだな、TKS。俺のエキゾチックブレードを見ろ!」
「その大剣は少し反動がありそうですね。ならこっちは魔力で何とかします」
「さすが、魔力の魔人だな。」
「なんすか、そのあだ名」
俺は、魔力でいろいろ創造して戦うことに。
対するホークスは、エキゾチックブレードという赤いオーラをまとった大剣を使うらしい。
反動がありそうなのに、どうして大剣を使うんだろう。
そう思った俺は、できるだけ彼に近づかず、遠距離で攻撃を続けた。
しかし、彼の剣がその半分を防ぐ。
「ここからだ!」
彼は、いきなりこちらに急接近し、その剣を大きく振り回した。
「俺の勝ちのようだな!!!」
そう、意気込んでいたが、、、
「ごめん、腹見て。」
彼が自分の腹を見ると、俺が持つ魔力で創られたナイフが刺さっていた。
「俺の勝ち」
そう、俺がなぜかずっと強いと言われていた理由。
それは、いつでもどんな状況でもほぼ無限と言われるぐらいの魔力で何でも創れるからだ。
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ホークス、ドンマイ。
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