第23話
「えっと、確か」
~真冬がAランク昇格試験受けた日~
「じゃあAランク昇格試験を始めるぞ~」
そう男の人が言うと奥のほうから強そうな雰囲気を纏った男の人が出てきた。
「今からこの人に向かって全力で攻撃してもらう。その威力によってAランクに昇格できるかが決まる。大丈夫かと心配に思うかもしれないがこの人はSランク冒険者だ。下層のボスの攻撃を普通に受け止めるような人だから安心して攻撃していいぞ!」
そういうと試験が始まった。
試験を受ける順番はランダムで私はたまたま一番目だった。
「もう攻撃していいんですか?」
「おう!いつでも攻撃してきていいぞ!」
その言葉を聞いて私は身体強化を足に集中させて攻撃を放つ。
いつもだったら転移して急所に一撃入れるのだがこれは威力を測る試験なのでそれはしなかった。
そうして私がSランク冒険者に向かって回し蹴りを放つとそのSランク冒険者は受け止めることができなかったのか試験会場の壁をぶち壊し吹き飛んでいったのだった。
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