第22話

次の日、私たちは試験受けに行った…はずだったが、今は公園のベンチに座っていた。

その理由とは


「Aランク冒険者、なれちゃったね」


「そうだね、まさか試験を受けることすらなくAランク冒険者になれるとは思わなかったよ」


そう、試験を受けずにAランク冒険者になれたことだ。普通の人たちは今の時間くらいから試験をスタートしているが私たちは試験が終わった?のでそこら辺のベンチで休憩していた。


「なんかおかしくない?真冬何かした?」


「いや?、私は何もやってないけど」


「前に何かしたんじゃない?」


「何もしてないと思うけどな~」


「じゃあ、試しにここの試験会場で前にやったこと言ってみてよ」


「別にいいけど」


そうして私はここの試験会場で私がやったことを思い出し雫に話すのだった。

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