第14話

私たちが家に帰ってくると雫が話しかけてきた。


「真冬、次からは先にいろいろと詳しく言っててくれない?」


「いろいろって?」


「下層のボスが火竜だったりボスをワンパンしたりといろいろあるでしょ!ていうか火竜に関しては結構強い火の魔法見に行くって言ってたけどあれ魔法じゃないじゃん!ブレスじゃん!それに下層のボスも余裕って言ってただけでワンパンするとは思わないじゃん!先に言ってくれないと心臓に悪いよ!」


すごい剣幕でいってくる雫に私はびっくりしたが一度冷静さを取り戻して言った。


「まぁまぁ、でも結果的にはよかったでしょ?下層のボスをワンパンしたから結構配信盛りあがってたしそれに雫は魔法のイメージを掴めたんだし。それでどうなの?明日には配信で新しい魔法使えそう?」


「なんか話すり替えられた気がするけど…まあいいや。えーと魔法は明後日の配信までには間に合いそうかなぁ~って感じ。いろいろ微調整したいから明日の配信は私でれそうにないかも」


「ん~。雫が明日配信出れないんなら明日の配信休むことにするかな~」


そんなふうにいろいろ考えながら家で過ごす二人だった。

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