第13話

:…真冬さんが強いのは理解してたけどここまでとは

:確かにこんな風にできるんなら真冬さんが万が一もないと思うわけだ

:火竜の首を一発でへし折ることができるほどの身体強化ってなに?

:規格外すぎる…


コメントで真冬の強さに関していろいろな感想が飛び交う中真冬は雫に話しかける。


「ね?万が一もなかったでしょ?」


「確かに配信始まる前に余裕って言ってたけどさぁ普通ここまでとは思わないじゃん!?何、下層のボスワンパンって!?」


:まぁ、雫ちゃんの反応が普通だよな

:この結果想像できる奴いる?

:世界中探せば一人ぐらいは(震え)

:いるわけないんだよな~

:いや~今日も平和だなぁ(現実逃避)


「まぁいいじゃん。結果的に雫は魔法のイメージを掴むことができて私と雫の二人とも無傷。完璧なハッピーエンドじゃん」


そんなことを言ってくる真冬に雫は思考放棄し一緒に家に帰るのだった。

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