第18話 焼却処分 後編

㊙【防壁街焼却計画 作戦説明書】


12月31日の21時より決行。



事前工作として、

火災の失敗率を下げる為、連盟関係施設へ酒や油の樽の配置を進めている。

決行直前には後述の私兵団を用いて港の船を破壊する。



動員戦力は秘匿性も考慮し、アブラハム大司教の私兵団 2000名のみとする。

出撃は12月28日から小分けにして行い、行商人の団に扮してバーグ砦から移動する。

兵士はその身元が特定される事を防ぐ為、教会連盟の紋章等が入った装備を一切使用しない。

また、感染対策も兼ねてガスマスクを着用する。



優先して逃げ道を潰す為、放火開始位置は各方位の関門を予定。

当日は強い西風が予想されるので、風上から追加で放火する事も検討中。



前述の関門以外にも南北の丘から逃れる者が予想される。

これに対し、それぞれに兵350名を配置して駆除を行う。

火災に巻き込まれる危険を考慮し、24:00には完全に撤退する予定。

街道を渡って防壁街に向かう者に関しても、各方面125名の兵で対処する。



燃え尽きた事が確認できた後、風向きに応じながら毒ガスの散布を行う。

ただし、日の出前に撤退する事がより重要であり、想定より火の回りが遅かった場合はこの工程を省略する可能性がある。






・後書き――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ドリフト諸島の地図

https://kakuyomu.jp/users/yuki0512/news/16818093074150219677

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