共感と同情

 共感と同情は似ているようでやはり違う


共感は自分の意思とは無関係であるように感じる


自動的とも言えるのか、勝手に同じような感情に引っ張られてしまう


とはいえ基本的には悲しみのようなマイナスの方向だけであり


余程の信頼関係にある人でないと、喜びのようなプラスの共感はできない


正確には少ししか、だろうか。



 同情は自動的ではない


自分の価値観のようなもので同情するかどうかを選択する


シゾイドという人間の価値観を持っていれば


その対象がいかに狭いかを思い知る


そういう意味でも明らかに共感と同情は別物である


普通の人間がとる行動とシゾイドがとる行動は違う


幸福である状態から不幸になったり


分かりやすい罠を見抜けず嵌ったところで


同情はできない



 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る