あとがき! 作者は語りたい!

 前作をお読みくださった方、お久しぶりです。今作で初めて私の作品に触れてくださった方、はじめまして。十六夜つくしです。

 まずは本作、「コラプスティラアカデミア厶」を最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。感謝しております。

 そしてごめんなさい。真面目な挨拶はここまでにさせてください。


よっしゃああああ!!描き終わったあああああ!!

 構想、妄想を始めたのは今年の5月くらい。古の美少女ゲームのような桜木の下で美少女と出会って始まる作品を描きたい!という思いから本作を描き始めたのですが、恋愛方面には全くいきませんでした。てへぺろ。


 当初は「委員長の座争奪戦」といったGクラスの連中で誰がこのクラスを仕切る「委員長」になるのかで2~3チームに分かれて競い合うドタバタ恋愛ラブコメディ展開を考えていたのですが、私に恋愛ものを書く才はありませんでした。よく美少女ゲームをしているのもあってわざわざ自分で書く必要なくね?と思ってしまったのも大きな要因です。


 次案としてノネキストダンジョンでのお話しになった訳です。しかし此方も紆余曲折ありまして、初期案としてはエパの過去に迫った7陣営による戦争が予定されておりました。

 参加者全員が彼女の過去(魔王時代)に関連する人物達で構成されており、一陣営を倒す度に彼女の後悔が払拭されたりトラウマを植え付けられたりするお話達を用意しておりました。ダンジョンを脱出する為には勝者になるしかなく、その中でリヴィスとの仲が深まり……。的な。

 ですがどう考えても尺が足りなかった為没にし、登場キャラクターも大幅な削減をして今のようなリヴィスの方を掘っていく形となりました。第3話で紹介しておいて全くクラスメイトが登場しないのも問題でしたしね。せめてティアくらいは出したかったのです。

 だって!桜木の下であんな出会い方しておいてその後全く登場しないとかないでしょ!

 とかそんなことを考えてました。結局、彼女の登場案について思いつくことはなかったのですが、いざ書いてみればなんか付いて来てました。彼女は何故あそこまで“友達”に固執しているんですかね。よく分かりませんがフライア先生は大変そうです。


 ノネキストダンジョンのお話で、リヴィスは何度か死んでしまうのですが、彼が復活する展開は初めから考えており、初稿を終えた頃にはどうせ生き返るのからと現在よりももっと惨い殺し方をしていました。ですが何度読み返しても鬱々だったので止めました。カジュアル大事。


 今回語らせて頂いたもの以外にも何度も崩して立ち上げ直した本作ですが、道半ばで折れてしまわずにこうしてなんとか完成させて公開することが出来て本当によかったです。読者の皆様方には本当に感謝しかございません。ありがとうございます。



 そんな本作ですが、まだもう少しだけアフターエピソードという形で三話ほど続きます。

 そこでは、本編では回収しきれなかった伏線の幾つかとリヴィス達の学園での日常を書く予定です。賭け事自体の結末とかね。

 タイトルにもあるように本作は一応学園ものなので、そこでの日常が描きたかったのですが、その土台を作る為に結構かかってしまいました。やはり、幼馴染みや既知の友人の存在はすごく、すごーく大切ですね。書いてて身に染みました。

 また、やっぱり異世界ものといえばこれでしょ!という展開も用意しております。


 字数も少しだけ少なくする予定なので、もしよろしければもう少しほどお付き合い願えるとありがたいです。


 今回は、こんな作者の戯言までお読み頂き本当にありがとうございました。

 また機会があればこうして皆さんと関わらせていただければなと思います。

 それでは。


 十六夜つくし

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