11月28日(火)

 おはようございます。昨日おとついは、オンライン(通話&スペース)でゲームで知り合えたありがたい方々とゲームの話をたくさんさんさん(かなりたくさんの意)しました。

 たぶん2日で、8時間か9時間くらい話した気がする。これほど話しても、1人でじっくり考えても、そしてプレイしてもプレイしても足りぬとは、「ゲーム」というのは凄まじい媒介である。本当に。

 それにしても、ゲーム四方山話というものはRECでもしない限り、翌日になるとほぼ忘れてしまうものです。昨日一昨日で憶えている範囲でリメンバー列挙してみましょう。


◎ウィザードリィとD&D、TRPGの源流について

◎『The Cosmic Wheel Sisterhood』の画期性

◎『逆転裁判』『ダンガンロンパ』の功績(ダンロン2はトリック的に凄い)

◎Diabloは素敵なゲームである(Switch版で2をプレイしよう)

◎DOOM Eternalは素晴らしい(PSPlusでプレイ可、やろう)

◎2〜3時間で終わる面白いゲームは素晴らしい(やりたいのがたくさんあります)

◎麻雀と将棋とビジュアルノベルとローグライクについて(麻雀は究極のゲーム?)

◎Steamプレゼント機能で翻訳者同士でゲームを送り合うのが熱いらしい(頂いた。嬉しかったのでこれについてはまた改めて)


 他にもとりとめのないこともあることたっぷり話した。

 冒頭にも書いたかもしれないが、或る大好きな媒介について、誰かと何時間も語らうことができるというのは、本当に、真剣(マジと読む)にありがたいことである。

「やー、ゲームって本当にいいものですね」といったニコニコ話も良いし、「ああでもない、こうでもない」「そもそもゲームとは何か?」(お互いの胸ぐらを掴み合いながら)みたいなややこしい話も自分はわりに好きだ。そういうのは音楽や映画においても同じスタンスだけど、ゲームはことさら話が展開しやすい、楽しくなりやすいように思う。これは、映画や音楽の「観賞」よりも能動的で複雑な「ロールプレイ」「インタラクト」という特殊な体験を受け手が共有しているから、というのがもっともらしい答えではあるが……まあ、いいか(「まあ、いいか」を自分に許すと、ほとんど「まあ、いいか」で流すことになりかねないので、あまり使わないようにしたいと自戒)。


 そういえばこの数日は肝心の(と言うべきか)「ゲーム」がろくにプレイできていない。『なつもん!』は3日間くらい止まっている。長時間ゲームと読書から遠ざかっていると、心が荒んでくる。一定量のゲームと読み書きは心の栄養のようなものだ。そして、どちらも生活の役に立たないほうが好ましい。記事執筆のためにプレイする面白くなさそうなゲームとか、人と話を合わせるために一夜漬けで読む読書では、セルフケア(苦手な言葉である)度が目盛り8つ(最大10)くらい減ってしまう。


 そういうわけで、トーマス・マン『魔の山』と『なつもん!』は読めなくても、プレイできなくても、常に傍らに置いていたい。毎日数ページ『魔の山』を読み(まだ上巻の再読に留まっている)、『なつもん!』を1時間か2時間プレイすることが、今の自分のフィジカル&メンタルヘルスには必要不可欠のようだ。でも、意識しないと、そうした小さな時間を捻出するのもだいぶ一苦労である(そうですよね?)。

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