11月24日(金)
午前中起床。サンドイッチとコーヒーでも持って、隣町の大きな公園に出かけたくなるような冬晴れである。でも今週はやることたっぷりあるので、来週まで、深夜のゴミ出し以外で外に出ることはないだろう……。
昨日、今年夏にプレイした『The Goodbye Volcano High』というビジュアルノベル(に近しいゲーム)の感想レビューを、はてなブログにアップした(ここにはURLリンクを貼れないので、よかったら検索かXポストのリンクから読んでやってください)。
はてなブログに記事を上げるのは半年ぶり以上かもしれない。上記記事は発売時に商業メディア向けに書いていたのだけど、だんだん論旨が不明瞭になってきたので、寝かせていたのである。それを久しぶりに思い出して推敲してみた。やっぱり論旨がうまく定まらなかったのだけど、どうにか読める形にはなったと思う。『The Goodbye Volcano High』というゲーム自体、見るべきところは充分ある作品と思うし、ある種の青春ドラマが好きな人はツボかもしれないが、手放しにオススメ!という類のゲームではなかったので、落とし所が難しかった。
記事公開後、長く交流させてもらっている博識なライターKH氏に、記事中の用語「フルアニメーション」について指摘を頂く。「フルアニメーション」という用語は「1秒間24枚ないし12枚とキャラクターの動きを細密に追い、「動くべきものはすべて自然に動かす」という作法」を指す(文化庁HPの定義による)ようなので、『The Goodbye Volcano High』のようなゲームに「ほぼフルアニメーション」「フルアニメーション相応のクオリティ」といったコピーをつけることは不適切な物言いである(本作のアニメーション手法はむしろ「リミテッド・アニメーション」に近い)。たしかに。昔懐かしPS「やるドラ」(ちなみに『雪割りの花』が凄く好きだった)発売時の「フルアニメーション」という売り文句や『シュタインズゲート・エリート』の枕詞「フルアニメ」が染みついていたのだろう。
そういうわけで、記事中の用語「フルアニメーション」はKH氏に提案頂いた「全編アニメーション」に差し替えた。自分はゲーム用語に関して、曖昧な定義に留まっていたり、古い定義のまま停止しているとことがけっこうあるはずだから、識者に指摘してもらえるのは本当に助かる。
さて、今晩は数名のゲーム好き同業者の方々(ざっくり…)が一同に集まって、オンラインでD&D(ダンジョン・アンド・ドラゴンズ)を遊ぶ夜・第4回めである。大の大人たちがほとんど無駄口をきかずに4時間5時間、ぶっつづけでD&D世界を冒険するのである。
GM(ゲームマスター)は様々な媒介で活躍されているD&Dプロフェッショナル(と言うべきか)の方で、公式プレイヤーズ・ハンドブックの執筆・監修も行っているYP氏。本があると俄然世界が広がるらしいので、先日ビックカメラ.comで注文した。まだ届いていないが、来月発売の(ほぼ)全RPGファン期待の『バルターズ・ゲート3』(年末年始にプレイしようと思っている)のマニュアルにもなるらしいので、読むのが楽しみ。
ちなみにこのオンラインD&Dにおける私ラブムーの職業は「バード(吟遊詩人)」で、種族は「エルフ(♀)」。繁華街の大きなパブ(WIZの『ギルガメッシュの酒場』をイメージするのはあまりにも古典的すぎるだろうか)でバイトしながら神秘学と呪文を学んでいる……というキャラ設定である。
GMのYP氏以外のメンバーは、D&D的世界観には通じていても、実際にプレイするのは初めてという方が多いようで、今のところ初心者向けの贅沢な講義のような趣きでもある。D&Dってめっちゃ面白い!という領域に入るまではまだかかりそうだけど、D&Dの、TRPG世界の底なしの魅力のようなものの一辺が垣間見れそうな気がしている。ああ、もう夕方。ラブムー
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