11月20日(月)
今日は数年ぶりの歯科行きである。それについては今からあまり考えたくないので、さておき……。
昨日は日曜ということで、気分的にはおおむね日曜気分で過ごしていたように思う。しかし、最近は1日経つと前日のことをだいたい忘れてしまう。自室から出ないような日は尚更である。だからといって、休日に音楽イベントや隣町のデパートに買い物に出かけよう、というような気持ちには全くならない。
この数年、仕事以外でナチュラルに「出かけたい」という気持ちになれたことがあっただろうか? 以前はコーヒー豆や服や酒を買いに行ったり、家電量販店をうろうろすることが荒んだ心を本当に癒してくれていた。そういう時代はもう戻ってこないのだろうか。喫茶店やバーに気軽に入れるようになる日はまた来るのだろうか?(もちろん今でも入れないことはないのだが、気持ち的にはやはり無理がある)
昨日から『なつもん!』(Switch)を始めた。夏を題材にしたゲームを冬にプレイすることはなかなか味わい深いものがある。体験版はすでにプレイ済みだが、本編は体験版でなんとなくイメージしていたものとはだいぶ異なっている。『ぼくのなつやすみ』シリーズをプレイする機会がなかったのだけど、本作はジャンル的には、『Tchia』や『The Good Life』といったゲームの系列にあるものだろう。
すなわち、「戦闘・パズルのない生活系オープンワールド」である。シミュレーターと呼ぶのは憚られるほどゆるい。ただ、メインクエストとサブクエストは数多くある。となると、内容的には「おつかいアドベンチャー」というのがより適切かもしれない。しかし、個人的には「おつかいアドベンチャー」といいう名称には面白そうな感じがまるでしない。しかし、『なつもん』は(そして『Tchia』も『The Good Life』も)自分にとってはばっちり面白いのである。
これはこうしたジャンルが昨今、個人的に好みということもあるが、この3本が「或るゲーム哲学」を持って作られているということが大きいように思う。そして、『なつもん!』はこのゲーム哲学に対してもっとも自覚的に作られているというのが初見3時間ほどプレイした感想である。この面白さをしっかり得心できるよう、毎日やっていきたい。
今日は歯科から無事に戻ったら、翻訳作業の続きと、夜はゲーム雑談スペースがやりたい。やれるだろうか? もしやれたら、『なつもん!』をプレイした人の話を聞けるといい。ゲーム雑談スペース、年末まで週イチくらいやれるといい。
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