4 あなたが想定しておくべき3点

 おさらいになるけれど。

 募集要項を見て権利の譲渡の内容を確認し、コミカライズやアニメ化、関連作品の作成禁止という内容を見たら想定しておくべきなのはこの3つ。


1 書籍化された小説は簡単には売れない。

 だからコミカライズされる可能性は高い。


 コミカライズされると全体の冊数が増える可能性がある。

 例えば無料のコミックサイトで公開された場合、面白いけれど次の更新まで日がある。早く読みたいとなったら原作を購入する可能性がでてくる。

 こうやって物は売れていくものである。


 なのでコミカライズされることを想定して物語を作成する必要がある。

 そこで注意すべき点は1個。

 このサイトではRは15までなのね。文で表現するとR15まででもOKだとしても、コミカライズされた時にR18相当になってしまうと落選する可能性が出てくる。


2 上記の方法で徐々に知名度が上がってくると当然アニメ化される可能性はでてくる。なので上記と同様、作品を作成するときはアニメ化されることも想定しなければならない。

 もちろんアニメ化した時にR18になってしまわないように注意が必要。


3 続編が作成できる余地を残す。

 伏線などは回収するのはもちろんだけれど、続編があったら読みたい。ぜひ希望! こうなれば企業側はウハウハなわけだから、その余地は残すべき。


 ただし、超長編は逆に打ち切りになる可能性がある。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る