03.24. 上映会ボランティアー前編ー

 ご無沙汰しております。はなねです。


 近況ノートへのいいね、ありがとうございます。やっと書きに来ました。スーパー遅筆です(実はこれを書き溜めていたのは3月末だったので、もうすっかり新年度の今4月に読むには少々ん? となるところがあるかもしれません)。


 今日はもう3月31日と年度末ですが3月24日の出来事をかきかきしていこうと思います。


 にしても、もう年度末。早いですね。明日からもう私高校3年生だ……早いなぁ……刻一刻と受験が迫っている気がしていてしんどい今日この頃。


 ちょっと前まで男子と一日中ゲームしたり、友達とサイクリング行って川で遊んだり、べーべー泣きべそかいていた、あのはなねがもう高校3年生とは……時の流れとはなんともグロいもので。


 受け入れがたい現実ではありますが、来年度もなんとか生きていきます。強く生きていきたいところです。


 ではでは、そろそろ24日のお話を始めましょう。ぱんぱかぱーん。


 * * *


 24日の日は、私の参加しているサークルでのボランティア活動がありました。ボランティアの内容としては、有名な映画監督がゲストとしていらっしゃる上映会の司会や準備をするというもの。このサークルでの活動は楽しい思い出しかないので、この日も楽しみにしていました。


 いつもの駅で降りて改札を抜けると、なんかめちゃくちゃ人がいました。通常じゃありえないくらい、人がわんやわんや。よく見ると出店のようなものがちらほら。


「果物売ってる、お菓子売ってる……あっ、あっちでは演劇もしてる!?」


 ほんとに何があるんだろうかと、ややビビりながら駅を出ました。


 駅を出ても外には大勢の人。目的の建物である県民会館の前では食べ物、飲み物、雑貨、本など色々な人が色々なお店を出しているマルシェが行われていました。

 とても良い匂いが漂ってきて、その誘惑に乗ってしまいそうになりましたが、はなねはなんとかマルシェのエリアを抜けて県民会館の中へ入りました。


 建物の中にも人、人、人。

 入ってすぐの場所では、どうやらロビーコンサートが行われるみたいで、プログラムの表と座席、いつもはストリートピアノとして置かれているグランドピアノがセットされていました。


 いいなー聴きたいなーと思いながらも、「そういえば今日はボランティアに来たんだったわ……」と本来の目的を思い出し、とぼとぼエレベーターに乗ります。


 目的となる上映会が開催されるフロアは、駅や会館前とは異なり、静かでとっても人が少なかったです。ただ、上映会前に子ども向けの小さなイベントが行われているのか、きゃらきゃらと楽しそうな声が聞こえてきます。


 廊下にいた知り合いのスタッフさんに案内されて、上映会の会場へ。そこは一度来たことのある場所で、なんだか懐かしい気持ちになりました。

 まだ他の子たちは来ておらず、大きなスクリーンが張られ座席がたくさんある部屋に私ひとり。なんだかテンション上がっちゃいます。思わず写真ぱしゃぱしゃ。


 しばらくするとボランティアに参加する子がみんな集まり、予行練習のようなものが行われました。私はステージに黒幕を張る、降ろす、を上映前後にするだけでしたが、司会を担当する子はなんだか緊張している様子。


 上映会まで時間もあるので、練習後はみんなで廊下でお話ししたり、トークタイムに監督へのご質問が出なかった時のためのサクラの役割を確認したり。


「お腹空いたーはなねちゃんコンビニ行こー」

「行こー」


 友達ふたりと近くのコンビニへ行きました。

 私は紅茶花伝とおにぎりふたつ買いました。友達は見たことないパンを買っていました。なんだそれ。


「で、どこで食べる?」


 会場に戻ってきたものの、飲食に使えるお部屋はなさそうです。ちょっとフロアをうろうろして、穴場らしいスペースを発見。ただ穴場なだけに、誰かに見つかったらかなり変に思われそうな位置でした。


 でも結局、私と友達3人でそこに立ったりしゃがんだりしながらご飯を食べました。たまに通りすがりの人に「ん?」と言われたり、二度見どころか三度見されましたが、スリルとおにぎりを味わいながらなんとか食べ終えました。手汗かきながらご飯食べたのは初めてです。


 多分超シュールだったけど、静かに爆笑しながらのご飯は美味しかったです。


 後編に続く𓂃𓈒𓏸

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