12.20. 私の生き方

 バスに乗っていた人がガラケーを使っているのを見て懐かしくなりました。はなねです。


 幼い頃は当たり前に身近にあったのに、今ではもうほとんど見かけなくなってしまいました。


 なんでもそうですが、古くなったからといって物理的に、あるいは記憶から簡単にぽいぽい捨てていいものばかりじゃないと思うのです。

 新古に関わらず、自分が大切にしたいものを大事にするべきだと思いました。


 話が飛躍しましたね。


 あと、バスに乗っていたら偶然、高校受験期に通っていた塾の前を通ったんです。

 塾というと、どこの高校に合格したとか、定期テストでどのくらいの点数取ったとか、そういう張り紙が外の世界に主張するように貼られていますよね。


 今その塾にいるのはきっと中学生の子たちだけど、私が中学生の時よりも頑張ってるなぁ…と思いました。


 ちなみにはなね、中学時代は部活と病気しかしていませんでした。自分自身も周りも大変でした。


 友達と出かけるなんてことはなく、かといって友達がいない訳でもなく、ただ部活に行って病院に行ってピアノを練習する日々を送っていました。


 ちなみに不登校だったので、中2からはそんなに授業に出席していません。

 自慢げに言えることでもないですが、自分の決断には責任と誇りを持って生きています。なので不登校を否定的には語りませんよ。


 さて、今日は参加している事業のミーティングに行ってまいりました。

 今日はいつものミーティングのように企画の相談をしたりはせず、お呼びした講師の方々のお話を聞く講座でした。


 なんとそこに私の後輩が来ていました。

 現在中学生の彼女のお父さんにあたる方がこの事業に関わっているため、今回の講座に参加させられたそうです。


 本人は『連れてこられた』と言っていたので、おそらく不本意だったんでしょうね…


 後輩ちゃんと会うのは11月上旬に参加したボランティア以来。

 小学校の在学が被っていてよく一緒に遊んでいたこともあり、現在も仲良しです。


 講座では、自分の好きなことを仕事にしている方々の経歴や教訓についてのお話を聞きました。


 こんな生き方があるんだな、こんな職業があるんだな、世の中って広いな。漠然としていますが、こんな感想を抱きました。

 まだまだ、知らないことたくさん。


 合間の休憩の際に『理想の大人像を考えよう』という題が出たので後輩ちゃんとお話ししました。まだ将来について何も考えたことがないという彼女は、将来へのビジョンがぼんやりとしているようでした。


 言うて私自身も、進みたい分野と『音楽』という軸があるだけです。でも、私にはかたい考え方にとらわれず、柔軟に生きていくやり方のほうが性に合っています。


 なので、これからも堅実には生きません。

 自由に生きていきます。


 社会を知ったら、そんなことは言えなくなるぞ。


 なーんて言葉が聞こえてきそうですね。

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