短歌 背高泡立草 連作

@ruuaaa

連作5首

庭木刈る 急に気づいた

何年も君と喋って楽しくなかった


嫌になった瞬間だけは覚えてる 

繰り返す まだ底はつかない


ガラケーの微妙な画質で月を撮り

「まるい」と送ってきた君もいたはず


背高く泡立つ花の暗い黄よ 

可燃ごみは火曜 三日も先だ


おたがいに別の友達を作るべき

君が作ったのは彼氏だけれど

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