第4話蒼凪凛視点②

午前の授業が終わり、昼休みになった、恵美と真白が「食堂に行こー」と誘ってくれたので2人と一緒に食堂に行く。


「ごめん2人とも、私ちょっと御手洗に行ってくるね」

「了ー解、席先にとっておくねー」

「恵美が変なことしないか見とくから早く行ってきな」


恵美は時々イタズラなどをしてくる。前のクラスでの大声で私が付き合った事を言いふらしたのも恵美はイタズラにしか思ってないのだろう


「ちょっとそれ私が小さい子供みたいじゃん!」

「実際そうでしょ」

「むっきー!はいキレました、表でろや!スポーツで勝負じゃ!」

「ふふ、ありがとう2人とも」


そう言って私は御手洗に向かった


私は思っていたより混んでいて時間をとられてしまい、急いで食堂に向かった、

そして食堂に入ったとき.....私は彼と目が合ってしまった、私の頬がだんだん熱くなっていくのが分かる、それが私は恥ずかしく思えて、この姿を見られたくなくて急いで顔を逸らして恵美と真白の元へ向かった。


「ははーん、あれが凛の噂の彼氏さんかぁ」

「確かに普通だけど優しそうではあるよねぇー」

「そう、2人にもそう見えるかぁ」

私は2人とも彼にいい印象を少なくともあることがわかって安堵した


「うん見える見える、凛はいい人見つけたかもなぁ」

「そうかな、えへへ」

「「なにその顔!!」」

気が緩んでしまい、私の本音が出てしまったようだ、


「えっと、その.........気が緩んだというかなんというか、」

「あーもうダメだこの子、完ッ全に恋する乙女だ」

「これは見守るしか無くなったわ」

2人の反応を見るによからんことを考えていたことがわかったが、口に出さないでおく、聞いたら私が怒っちゃうと思うから


「と、という名前聞かないと!まだ名前すら知らないし...」

絶好のタイミングだ、名前が分からないままじゃダメだと思ったから聞きに行こうとすると


「あー名前なら私知ってるよ」

「え、ほんと!」

多分今聞きにいくと向こうに迷惑が掛かってしまうし、私は何も喋れなくなってしまうと思うからありがたかった


「えっとね、教室の名前が書いてある表見たいなやつで見たんだけどね、確か海里諒って名前だった気がする」

「そっか、海里諒くんか.....教えてくれてありがとう恵美!」

海里諒、その名前を私は心の中で復唱するのだった。





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読んで下さりありがとうございました!

明日は2本投稿するつもりなので是非読んで下さい!

Прочитајте поново(また読んでね)







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