今後も読む予定ではありますが、取り敢えず一話での感想をば。
異世界ファンタジーとの事でしたが、かなり発達した文明なのかなって思います。どちらかと言えば、ローファンに近いのかなって思います。(一話を読む限り)
逆にそこから、中世の世界観が出てくるとなると、違和感が生じる恐れがあるように思えます。(続きを読んでみないと分かりませんが)
一人称視点の作品を読む機会が少ないからか、新鮮な気持ちで読める作品ではあります。
今後も頑張ってください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
一応ね、先に言っておきますと。
これ、設定上はSFなんですわ。
どういうSFなのかは少し読み進めていただけますと理解は出来ると思います。
続きをよろしくお願いします。
一話読みました。
どこかニヒルな主人公が、気だるく仕事をこなす様が面白かったです。自分も脳内ではカッコつけながら仕事しているので楽しい読書でした笑
戦闘描写が丁寧で、脳内再生がとてもスムーズに行きました。なぜ毒を受けても大丈夫だったのか。斬鉄剣の性能は? ネメアの獅子とはいったい? 気になる伏線をたくさん散りばめられてくれたおかげで、二話目にうまく誘導させられます。以後も読んでいきます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
後の話を読んでいただくと分かるんですけど、別に彼はかっこつけてるわけじゃないんですよ。
単に自分に自信が無いんです。
彼は強いですが、あとで説明する後天的な力でいきなり強くなったんで、そのせいで「俺は運が良かっただけ」と思ってしまう状態になっている。
そういう主人公ですが、付き合っていただけますと幸いです。
斬鉄剣については説明しますけど、ネメアの獅子については知ってるの前提な面があるのでここで説明しますね。
ネメアの獅子はギリシャ神話の怪物の名前です。見た目は大きめのライオン。その特殊能力として、絶対に傷つかない毛皮というものを持っています。ネメアの獅子には刃物も矢も棍棒も一切通じません。そんな怪物の退治を命じられた英雄ヘラクレスは、この獅子を素手で3日掛けて絞殺しました。獅子を絞殺したヘラクレスは、その毛皮に価値を感じて、獅子自身の爪を使ってその毛皮を斬り裂き、以後、鎧代わりに着るようになります。
そういう伝説の怪物の名前なのです。
作り込まれた設定を一気に放出するのではなく、短いパラグラフを積み重ねることで一つ一つ、読者を置いてけぼりにしないように設定を共有しようとする意識が見えて、とても読みやすくて分かりやすい文章になっていますね!
それでいて、例えば「なぜ主人公は矢を受けても死なないのか」や「『ネメアの獅子』とは何なのか」についての説明は省略されていて、読者を次のエピソードには招き入れる導線もしっかりしているように感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
設定が多い作品は、開示をゆっくりにしないといけませんので。
一気に出すと設定の垂れ流しになり、読み手を全く考えていない作品になります。
ネメアの獅子はギリシャ神話の怪物で、最初はそこの説明をしてなかったんですが、認知度が低いから書いた方が良いという指摘があったんで、2話で書き足しましたわ。