幕間 専門用語解説① 現在の登場人物とその背景
《幕間》
[登場人物]
【ヴァン・ヴォルフィード】
年齢・・・17歳(【時間凍結】時間を除く)
身長・・・175センチメートル
体重・・・70キログラム
髪型・・・黒髪で若干の短髪
印象・・・筋骨隆々の身体が服を着込んでいても判る程で、精悍な顔付きをしている。 美形では無いが、普段は非常に人好きする微笑みを常に浮かべていて、幼い子供からお年寄りまで近寄り易い雰囲気を醸し出している。
星の逃亡者にして、故郷の母星【アース】から脱出して5回目の恒星間航行で、漸く【人類同胞(じんるいどうほう)】が遍く存在する惑星を見つけ出す事が出来た。
様々な事情を抱える人物だが、話数を重ねる事で秘密は徐々に明らかになるだろう。
【アンジェリカ・オリュンピアス】
年齢・・・16歳
身長・・・168センチメートル
体重・・・55キログラム
髪型・・・赤みを帯びた金髪の縦ロール
印象・・・若干華奢な体付きだが、しっかりと筋肉は付き、アスリートの様な印象。
立場・・・【オリュンピアス公国】の公女。
現公爵家に於いての3姉妹の長子にして、公国軍の最高司令官である。
此の年齢にして公国軍の最高司令官であるのには理由が有り、彼女にしかオリュンピアス公国の守護機士【アテナス】を動かす事が出来ず、又、魔法能力と戦闘指揮能力が十分に備わっており、カリスマが尋常では無い為でる。
物語前に行われていた、帝国と王国の国境での戦争に、公国軍500(常備軍200、民兵300)を率いて、王国の属国軍扱いで参戦していた。
あくまでも王国軍への支援部隊であり、主力軍では無かったので他の属国とは連携しておらず、王国軍の指示の下でしか行動していなかった。
現在、王国軍の奇襲で公国軍は散り散りになっていて、何とか祖父の統治する【オリンピア大公国】に到達したら、堂々と王国の不実を満天下に晒し、散り散りとなっている公国軍をオリンピア大公国で招集するつもりである。
異名は、【紅の公女将軍】。
理由は赤みを帯びた金髪と、緋色の鎧から。
【リンナ・オリュンピアス】【リンネ・オリュンピアス】
年齢・・・10歳
身長・・・136センチメートル
体重・・・32キログラム
髪型・・・金髪のショートヘア
印象・・・リンナは活発な少女で、リンネは落ち着いたイメージの少女。
立場・・・【オリュンピアス公国】の双子姫にして第二公女と第三公女。
現在は、催眠魔法の重ね掛けにより、10日間の眠りを余儀なくされていて、暫くの間は眠ったままである。
[国名]
【王国】
正式名称は、【フランソワ王国】。
大陸西部のほぼ中心に位置し、豊かな農作物を広大な穀倉地帯から得ていて、国土の東部にある【アルポス山脈】から産出するミスリル鉱石や金銀を、他国に暴利で売りつける事で凄まじい資産を有する。
物語の端緒となったオリュンピアス公国への奇襲は、殆どの国民にとっては寝耳に水であり、軍部でも幹部クラスと特殊部隊にしか詳細な情報は明かされていない。
物語が進むに連れて、徐々に明らかになるだろう。
【帝国】
正式名称は、【ドラッツェ帝国】。
大陸西部の北部に位置し、ほぼ王国に匹敵する国力を持つ。
暫くの間は物語に関与する事は無いので、詳細な情報は第二章以降となる。
【公国】
正式名称は、【オリュンピアス公国】。
王国の外縁部でも東部に位置し、【アルポス山脈】に隣接する。
豊富な牧草地が広がる土地と、豊かな鉱物資源を産出する土地を領する、非常に魅力的な王国でも指折りの属国。
アンジェリカ・オリュンピアスの故郷にして、リンナ・リンネにとっては物語前まで公国以外行った事が無いが、他国に行ってみたいと思わない程の、人にとって非常に住みやすい土地。
物語が始まってから、いきなり【公都テルミス】に有るテルミス城と城下町は失陥してしまっている。
その混乱の中、公王御夫妻は王国軍の手に掛かってしまい、公国民は茫然自失しながら王国によって戒厳令下に置かれている。
第三章以降での物語中心地となる。
【大公国】
正式名称は、【オリンピア大公国】。
王国の南部に位置する国家であり、長年の間王国とは同盟関係にある。
国の規模は、王国の四分の一程だが、海に面しているお陰で貿易が盛んで、国は豊かである。
オリュンピアス公国とは現在の大公の長女が嫁いでいて、非常に良い関係を維持している。
第一章のメイン舞台となる。
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