第24話スルメイカの話
こんにちは、仲津です。
昨日は、夫が松前漬け用の細切りイカと人参を買ってきたので、イカ人参を作りました。わが家ではお節料理のひとつなのですが、材料が揃えばいつでも作ります。
人参と昆布とスルメイカ。イカは生ではなくて、開いて干したもの。
細切りにして、酒と醤油で漬けるだけのシンプルなものです。
スルメイカは昔は、いつでもお店で売っていましたが、最近は年末の今の時期にしか売られなくなってしまいました。その上、とても高価。
イカが捕れなくなっていたり、普段はあまり売れないなど理由なのかもしれませんね。
私が子供の頃は、イカと言えば、その干した「スルメイカ」か、塩漬けにした「塩イカ」でした。今のように冷凍冷蔵庫が整っていない頃でしたからね。
お祭りでの夜店や、運動会の出店にはよく、干したイカを1枚まるごと醤油と酒で煮たものが売られていて、わが家ではみんなそれが大好物でした。
今は1枚1000円近くすることがありますが、当時は10枚一束で安く売っていた時代で、焼いておやつに食べることも多かったのです。
そうそう、しの竹の先にひもでイカの足を結びつけて、用水路でエビガニ釣りをして遊んだこともあります。
エビガニはおそらく、アメリカザリガニだったと思います。最近は見かけなくなりましたけれど、当時はどこにでもいました。
「塩イカ」は文字通り開いたスルメイカをタップリの塩で漬けたもの。
そのままでは塩辛いので、水に漬けて塩出ししてから、天ぷらにすると美味しいのです。
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