第7話酒見賢一氏の訃報に触れて
昨日、(11月16日)の朝起きてすぐ、いつものようにパソコンのスイッチを入れて、最初に目にしたのが、酒見氏の訃報でした。
『後宮小説』で第一回ファンタジーノベル大賞を受賞して強烈な印象を残した作家さんでした。『雲のように風のように』というタイトルでアニメ化もされています。
「腹上死であった」というショッキングな書き出しで、驚いたのを覚えています。
だいぶ前に読んだので、内容を細かくは覚えていないのですけれど、架空の中華世界を舞台にした物語。元気で明るい、ある意味無知な庶民の娘「銀河」が主人公です。
アニメは控えめに描かれていましたけれど、いわゆる皇帝の妃を選ぶ閨教育の場での話でした。と言っても生々しいというよりは、むしろ哲学的な印象をもちました。
最後はほろ苦く、それでも暖かく前向きになるお話だったように記憶しています。
なんだか思い出したので再読したいなと思いました。
59歳、若すぎますよね。呼吸不全のため亡くなったということで、詳しいことはわかりませんけれど、近い年頃なのもあって、なんだか信じられない気持ちでした。
59歳は私が病気になった年です。
私の知人にも、これくらいの年で病気になったり、突然亡くなった人もいます。
もしかすると、人生の中で何かが変わる時期なのかもしれません。
おそらく59歳が人生の鬼門です。年齢が近づいている方はもちろん、お若い方も、無事に乗り越えて長く生を楽しめますように、健康と体調管理にはくれぐれもご注意ください。
【追記】
今朝7時過ぎのお知らせで、週間ランキングのエッセイ・ノンフィクションで、4位になっていました、トップページに並んだのってはじめてです。
フォローお星様などありがとうございました。
スタートダッシュ・ラッキーだと思って、思わずスクショしてしまいました。
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