第40話 1/12 電動自転車で走る

 8時起床。天気悪し。けれど電動自転車でゲームを買いに行く。寒いのでこの冬初のマフラーを巻く。そしたらおもったより暖かくてテンションが上がり、家から5mの所でワークマンに行こうと思い立つ。確か10kmも離れてなかった筈だし行けるっしょと筈とそのまま何も確認せず向かう。20分走ったところで後悔し始める。しかも日が照りだして暑くなってきたのでマフラーが邪魔になってきた。数百円のアームウォーマーと靴下を買う。会計千円いかず。まあこれは運動ですから、いいんですよと呟きながら途中にあったゲームの中古屋へ。最近までは中古なんか買ってたらゲーム業界に金が落ちん!とか言ってDL版とか買ってたんですが、もうお金がないので中古でいいです。この間たまたま見かけたお店でライザのアトリエ3が四千円で売ってたんですよ。DL販売だと安い時期でもまだ六千円なのでもう中古でいいやと。けれど入ったお店では新品も中古も見当たらなかったので手ぶらで外へ。まあ家の近くにもう一軒あるしと思いながら走ってたら懐かしい公園を発見。

 通学路の途中にあったけど別にここでなんかした覚えないなぁと思いながら自転車を止めて中へ。思ったより広かったんだなと思いながら散歩コースを一周してみた。寒くて木々の葉もほぼ落ちてて寂しい感じもしたけれど、意外といい場所でした。横に神社もあったのでついでにお参りしようかと思ったら賽銭箱なし。やっぱり治安はそんな感じかと思いながら軽く礼だけしてその場を去る。ベンチで将棋を指す3人組のじいさんがいた。指してない一人は盤を覗いたりウロウロしたりしてすごく暇そうだった。二人の試合終わるの待ってるのね、そういうのって小学生でもじいさんでも一緒なのねと少し微笑ましかった。

 帰りはたぶんこっち?と見当を付けた道がずっと車専用で大幅に遠回り。途中まったく知らない地名がでてきて焦る。小・中学生ぐらいの時は普通の自転車で一人で走り回ってたけど西に向かって走ってるつもりが、いつの間にか南に向かっていた前科があるので油断ならない。でもスマホの地図は見ない。なぜならそれがチャリ散歩のロマンだから。

 へとへとになって家の近所の中古ゲーム屋に入ったけれど、売っていたのはライザのアトリエ3が中古で五千円のもののみ。中古で千円安いだけならいっそのこと前作をもう一回やればいいんじゃないってことでやはり何も買わずに店を出た。いいの、これ運動だから。

 帰りに疲れてコンビニに入るがここでも「スーパーで買った方が安いんじゃない」という考えが離れずやはり手ぶらで店を出た。家帰ったらなんかしら食べるものあるしね。甘いものもいっぱいあるしね。っていうか痩せたいんだから甘いもの食べない方がいいよね、食べるけど。

 結局一時間半の外出で移動距離は15kmほどだった。引きこもりにしては頑張ったと思う。家に帰ってからはずっとライザのアトリエ2をプレイ。ご飯も食べずにやり続けてさっきやっと雑炊的なものを食べた。既に膝の上あたりが筋肉痛、そしてこの時間まで連絡がなかったのできっと仕事は落ちたんでしょう。お疲れ。明日は寝て過ごそう。そんな日。

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