第3話 やりたいようにやりたい
人から物事を習うとき、基礎から始めて応用にいくというのがセオリーだと思います。結局それが一番早いですしね。わかってます、わかってるんです。
だけど私は応用から始めたいんです。勿論できないので、途中で基礎に戻ります。そしてまた応用に突進します。そしてまた基礎に戻ります。説明書を読まずに組み立て始めるタイプです。
もうね、教えてくれる人がすごく呆れます。人の話を聞けよ…ってね。わかります。でも嫌なんです。
とはいえ私も一通り日本の教育を受けた身です。ちゃんと足並み揃えてあいうえおから始め、ABCを学んできました。ただ知りたいことは知りたい順に知りたいんですよ。人から教わるのに向いてないですね。
そんな私ですが、最近YouTubeで服やカバンを作る動画を見まくってます。色んな動画を何回も見てわかったことは、物事は順序があるってことです。
勿論やり方は色々あって、型紙を使ったり使わなかったりアイロンをあまり使わなかったりしてます。けれど流石に布を切らずに縫い始めることはないし、どんな適当な感じの動画でも角は絶対キレイに整えてます。
何が言いたいかというと、実は憧れてるんですよああいう世界。正しいものが正しい場所に正しく嵌っていくのは見ていて気持ちがいいです。ちゃんと順番を守って淀みなくキレイに整えられていく様はウットリします。私には無理なので。
とはいえ頑張ればてきる…とは思ってますよ? 昔家庭科でパジャマ作ったし。ただココとココ縫って!って言われて縫ってたらできてた気もしますが。
「出来ないわけじゃないんてす。ただやりたくないんです。」
最近の教育ではこういうのも許容されるようになったんでしょうか? 私の子どもの頃はダメでした。理由はわかってます。だから教育とか仕事以外では勝手にやってたいんてす。うちのじいさんは言ってましたよ「人に迷惑をかけないなら、自分で考えてやれ」って。
とはいえ気持ちが凹んでいるときは、私が息をするだけで地球から酸素が減ってしまいすみません…みたいになりますけどね。
出来ないことに憧れ、出来ることの価値がわからない。そんな人生てす。
こういう話は出口がないてすね。次からはどうでもいい話にします。ほんのチョット暇が潰れる程度の。それって価値があるんでしょうか?
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