第2話 施術
病院でもらった麻酔用テープの大きさは3.5×6センチくらい。
違う病院で施術を受けた友人は、同じくらいのテープ1枚で4万円だったという。(ただし施術代込み!)
何か所でも貼っていいと言われたので、小さく切って色んなところに貼ったらしい。
食べ放題ならぬ貼り放題。小さいのがいっぱいあるならその方がお得なのかな?
これは珍しいケースだと思うが、病院によって料金設定や施術方法が異なるので、下調べしてから行くことをお勧めする。
※当日準備すること
顔の
洗顔後、顔には何も塗らず、施術の2時間前に局所麻酔剤のテープをシミよりひと回り大きく切って貼る。(ホクロには貼らない)
予約した時間に病院に行くと、色々な機械が置いてある手術室のような部屋に案内された。
看護師さんが私の顔に貼ってある麻酔用テープをはがし、施術する箇所のまわりをピンクの蛍光ペンで囲む。
「この3か所で間違いないですか?」
「……はい。大丈夫です」
鏡で自分の顔を見て、落書きされたみたいだなと苦笑いが浮かぶ。
準備が終わり、部屋の真ん中にある手術台に寝かされた。
「どっちからやろうかなあ。ホクロからにするか」
と先生が軽い口調で言う。
レーザーを照射する前にホクロに麻酔を打つのだが、これがかなり痛い。歯茎に打つ麻酔よりちょっとマシな程度だろうか。
嫌だろうが、ここだけ我慢すれば大丈夫だから頑張ろう!
麻酔を打ち終わると先生が、
「時間置いた方が効き目がいいから、先にシミを取っちゃおうか?」
「はい。お願いします」
麻酔は確実に効いて欲しいので、私も同意した。
いよいよ、シミにピコ秒レーザーなるものを照射する。
さすがに怖くて緊張した。
照射開始。
小さな針でツンツンされているような感覚だが、痛みはほとんどない。
一か所のシミに対し、円を描くように15回くらいツンツンしていく。
「うーん、普通すぐに白くなるんだけど、あんまり白くならないなあ。深いのかな? でもあんまりやると赤くなっちゃうから、これくらいにしとこう」
先生が不吉なことを呟くので不安になった。失敗という二文字が頭に浮かぶ。
麻酔が効いたところで、ホクロに炭酸ガスレーザーを照射。
これはシミ用のレーザーより強烈だ。
照射が始まったとたん、悪臭と煙が一気に立ち上る。肌を焼くとこんなにも不快な匂いがするのかと驚いた。
顔の近くに設置したマイクに穴が開いたような機械で、匂いと煙をゴーゴーと吸い取っていく。
麻酔が効いているので痛くはないが、チクチクする箇所はあるのでちょっと怖い。
照射時間は5分くらいかな?
よくわからないが、全部で10分くらいと言われていたのでそんなもんだろう。
シミ2か所とホクロ1か所の施術が終了。
鏡で見ると、三か所とも赤いけど、思ったほどひどい状態ではない。
シミの方は薬を塗って絆創膏のようなものを貼った。貼り変えるときも、必ず軟膏を塗ってから貼る。
ホクロの方は、傷パットみたいなやつなので何も塗らずにそのまま貼ればいい。
どっちも朝と夜に貼り変えるけど、ホクロの方は貼ったやつがブヨブヨして白くなってきたら昼にも変える。
施術した日は、お風呂とお酒と激しい運動はダメ。シャワーはオッケー。
洗顔もごしごししなければ石けんで洗っていい。
保湿や化粧は2週間くらいダメ。(ここ忘れがちなので気をつけて)
※この日の料金※
ホクロ1か所 22,000
シミ2か所 22,000
注射麻酔 880
薬とテープ等 3,095
合計 47,975円(自費100%)
***
お読みいただき、ありがとうございます!
次は二週間後に診察を受けて肌の様子を見ます。(掲載は2日後くらい)
コメントやフォローなど、お待ちしております。
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「海辺の探し物」
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