最新 美容医療体験記 ~シミとホクロを取ってみた。料金や施術方法を詳しく掲載~

陽咲乃

第1話 カウンセリング

注:こちらのエッセイは☆のお返しなどをしませんので、興味のある方だけお読みください。


――――――――――――――――


 寄る年波には勝てず、最近、肌のたるみやシミが気になってきた。

 シワはだんだん見慣れてきたが、鼻の横に浮き出てきたシミが気になって仕方がない。

 周りにいる年齢の近い女性たちに相談してみると、なんと「シミは皮膚科で取った」という人が何人もいた。


 え、いつのまに。ていうか、シミってそんな簡単に取れるものなの?


 思わぬ結果に驚く。

 シミ取りなんて、お金持ちや芸能人がやることだと思っていたのだ。

 

 私の質問に、彼女たちは待ってましたとばかりに答えてくれた。やはり女の味方は女だ。


 彼女たちの話によると、シミ取りの施術料は、お金持ちじゃなくても払えるくらいの金額らしい。おまけに、みんな綺麗に消えたという。


 危険性がないなら、何万も出して効くかどうかわからない美容液を買うよりはお得なのでは?


 そう考えたわたしは、美容医療もやっている皮膚科でカウンセリングを受けることにした。


 シミのついでに前から気になっていた、目の下にあるブニブニしたものが取れないか聞いてみた。


「ホクロですね」

 先生は拡大鏡のようなもので、そのブニブニを見て言った。


「でも黒くないし、30代になって出来たから脂肪の塊じゃないですか?」

「いや、ホクロです。どっちにしろ大きいのでやることは一緒ですよ」


 だったらどっちでもいいか。

 わたしは脂肪の塊説を引っ込めた。


「先にざっくりとした金額言っておこうか?」

「お願いします!」

 

 なにしろ薄給の身、金額によっては施術を受けないという選択もある。


 先生いわく、シミもホクロも大きさによって値段が違うそうだ。

 わたしが気になってるシミは2か所。

 鼻の横のシミと、そこから3センチくらい耳側にあるシミ。


「2か所とも1センチもないから、1か所1万くらいかな。ホクロは2万くらい」


 やはりそれなりにかかるが、全部合わせて5万以内ならやろうと決めていたので想定内だ。

 ホクロと言われたブニブニは直系7ミリくらい。大きいと言われたので、普通の大きさならもっと安いだろう。


 料金を聞いた後、5枚ほどの説明・同意書を渡され、先生が事細かに説明してくれた。

 ここをきちんとしておかないと、何かあったとき訴訟になったりするのかなと思った。

 

 説明を聞くと、シミよりもホクロの施術の方が大変そうだ。

 先生は紙に、平仮名の〈ひ〉みたいな穴ぼこの絵を描いた。根っこまで掘って全部取るような感じだ。


 ちなみに、わたしのホクロはほとんど色がないが、真っ黒なホクロの場合は、しばらくたってから削った部位に黒いのが再発することがあるらしい。


 だったらやらないという人もいるだろう。それはそうだ。高いお金を払って痛い思いまでしたのに、完全に取れなかったら怒りたくなる。


 ただ「通常はQスイッチレーザーを照射すると消える」と書いてあるので、もし再発しても絶望せずにまた来院してみて欲しい。


 この病院では施術後半年以内なら1か所につき千円らしいが、病院によって違うと思うので、気になる人は施術前に確認した方がいいかもしれない。


 ホクロとシミは別々にやろうと思っていたが、どうせマスクで隠さなきゃいけないので同時にやることにした。


 カウンセリングの最後に、看護師さんから貼るタイプの麻酔用シールをもらい、使い方を教わった。このテープを施術当日の2時間前にシミの上に貼ってこなければならない。


※この日の料金※

初診料 1,090(保険30%)

――――――――――――

初診料 3,300

カウンセリング料 1,100

麻酔テープ 220

――――――――――――

小計  4,620円(自費100%)


保険と自費合わせて 合計5,710円だった。


***


読んでいただき、ありがとうございます。

次回は施術です。

その時々の気づいた点や注意点などもあげていきますので、興味のある方はぜひ最後まで読んでください。コメントやフォローなどもお待ちしております。


宣伝です(*^▽^*)

同世代の方でしたらこちらのエッセイはいかがですか?子どもの目から見たおかしな昭和の出来事です!

「昭和ノスタルジー 〜70年代の小さな町の商店街〜」

https://kakuyomu.jp/works/16816927859698225090

 

 


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