第34話 武器

「ミツキ様、宝物庫に案内致しますので付いてきていただけますでしょうか?」

「はい、お願いします。」


外で待っていた待っていたメイドに連れられ、宝物庫へと向かう。


「それでは、選び終わりましたら私に一言声をかけてください。」

「はい」


宝物庫の扉は鉄で出来ていて厳重に守られている。

それをメイドが鍵を使って扉を開け、中へ促してくる。


中に入ると、白い空間に金色に光る輝きがいくつもあるのがわかる。


(すごいな~)


取り敢えず"鑑定"を使ってみていくか。

どれもすごそうだしまず一つの手にとってみよう。


名前:聖剣・クレラント

階級:伝説級


一つ目から聖剣出てきたよ、すごいな!まだ100本以上は残ってるぞ。


ちなみに魔法とかと同じく、武器にも強さやレア度を示す階級というものが存在している。階級は弱い順から以下のようになっている。


普通ノーマル

希少アンコモン

スーパレア級

伝説級

神話級

世界概念独立ワールド


よし他にも色々みてみるか。


「よしこれにしよう」


しばらくして俺は一つの剣を選んだ。見た目は赤黒く輝いていて、相当カッコいい。ちなみに鞘は黒色だ。そして性能はこうだ。

ちなみに鑑定じゃ情報が出なかったけど、〈心眼〉を使ったら情報がすごい出てきた。


名前: 古代剣・レーヴァテイン

Lv1

階級: 神話級

攻撃: 10000

防御:10000

俊敏:10000


所有者: ミツキ・サダ


記述: この剣は、レベルが上がるごとに強くなっていき、覚えられるスキルがある。

所有者がいなくなるとLv1に戻り、次の所有者はLv1からのスタートとなる。


なんかレベル制の剣てすごいロマンあるよね!

というわけでこれにしました!


「これにしました」

「畏まりました。この後は特に何もございませんので、自由していただいて結構です」

「はい、ありがとうございました」


どの剣を選んだかをメイドに報告し、廊下を歩いて行き、外へ出る。


ちなみにミーナちゃんに魔法を教えるのは、今日から二日後になっているので三日間は冒険者登録をして、冒険者活動をしてみたいと思う。


そう思いながら、俺は城の外へと出る。

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