第28話 皇帝

おはよう!

今日は朝投稿の気分だったから投稿するよ!

もちろん夕方にも一本!!!


それじゃあ、本編楽しんでいってね!!

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あの後結構歩き王城の前までやってきた。

時刻は夕方4時ぐらい。

王城の門に立っている騎士に話しかける。


「あの~すみません。皇帝に合わせてもらえませんか?」

「君は誰かね?この時間に面会は入ってなかったはずだが?」


「ん~旅をしているものですが…」

「ふざけているのか!貴様!」


ありゃ?どストレートすぎてダメだったか。

ちょっと怒らせちゃったなここは…


「あんなところにドラゴンが!!?」


俺は北東の方角を指差しながら、驚いた感じを出しながら言う。


「どこだ!?どこにドラゴンがいる!?至急王城に連絡を!!」

「なんつって(笑)」

「っ!!?」

あれ?なんかプルプル震えてるぞ?


「嫌だな~ジョークですよジョーク!アメリカンジョークですよ!」


この世界の人にアメリカンジョークとか言って伝わらないか、、、


「貴様ふざけているのか!!さっさと帰れ!」


仲良くなったら入れるかと思ったんだけど無理だったか。無理ですよねそうですよね。


「ふふっミツキ様冗談はそれくらいにして」

「あぁそうだな」


そう言いながら後ろにいるミーナがフード付きローブを取る。すると銀髪の髪をなびかせ綺麗な碧い瞳、綺麗な顔が露わになる。一度このナレーションをやって見たかった。


「私はソルト帝国第三皇女ミーナ・ソルトです。今すぐ皇帝に会わせなさい。」

「ミーナ様!?い、今呼んで参ります!少々お待ちください!」


そう言うと門番をしていた騎士が猛ダッシュで王城の中へ入っていった。それと入れ替わりで出てきたのは初老の男性 どっからどう見ても完全に執事だ。


「ミーナ様どうぞこちらへ」

「相変わらずすごい気配察知ですね。セバスさん」


(うぉー!異世界テンプレ!執事セバス現る!)


「ありがとうございます。私の数少ない特技ですから。してミーナ様、そちらの方は?」

「こちらの方は私を助けてくださった。ミツキ様です。」


「ミツキです。よろしくお願いします。」


「なんと!?貴方様がミーナ様を助けてくださったのですね!本当にありがとうございます。」


そう言うとセバスさんは俺に頭を下げてきた。


「それでは王城に案内致します。」


そう言われ俺はミーナちゃんと一緒にセバスさんの後をついていく。

しばらく歩いて応接室みたいな場所に案内される。


コンコンッ


「入れ」


「失礼します。ミーナ様とミツキ様をお連れしました。」


セバスさんの後に続いて挨拶をしながら入ると中には、皇帝と思われる30代くらいの金髪の男の人と宰相と思われる40ぐらいの人と後もう一人は騎士の格好をした赤い髪をした女の人がそれぞれ座って待っていた。


「ミーナ!良かった!無事で良かった!」


ミーナちゃんの顔を見るとすぐに立ち上がってミーナちゃんに抱きつこうとするが、ミーナちゃんはそれを躱す。そして皇帝がこけた。

あれ?そこは親子で感動の再会じゃないの?ミーナちゃん辛辣ぅ!


「ミ、ミーナ?」

「お父様は皇帝です。そんなことをして恥ずかしくないのですか?」

「す、すまん。嬉しくてつい」


そう言って皇帝は元いた席に着く。

その後俺は皇帝に席の着席を促され席に着いた。


「ミツキさん娘を助けていただき本当にありがとうございます。」

「皇帝陛下!?」

「陛下!?」


そう言いながら机を破壊しそうな勢いで机に頭をつく。


「皇帝陛下頭を上げてください。自分は当然のことをしたまでですよ。」

「そうか…でも本当にありがとう。感謝している。」


それからちょっとの間が空き皇帝が話しかけてくる。


「それではまず自己紹介といこう。私はこの国の皇帝をしている。ディレイク・ソルトという。そしてこっちが…」

「この帝国の宰相を務めています、マキシス・クライスと申します。」

「私は帝国の騎士団長をしているサーシャという。よろしく頼む」


「自分は世界を旅しているミツキといいます。よろしくお願いします。」


それぞれの自己紹介が終わり本題に入る。

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