第14話 決闘
深夜にこっそり更新、、!
日別1200pvありがとう!
まさかこんな数日で伸びると思ってなかったのですごくうれしい!
こうやって、見てくれる方々、お気に入りしてくる方々、応援しくれる方々がいると
凄くモチベーションの向上になるので、これからもこの作品、作者をよろしくです!
本編↓
----------------------------------------------------------
「やめろ!!!」
一人の女性の声が響いた。
その声に反応し、ダンゴムシは動きを止めた。
「ギルドマスター!」
受付嬢の人がそう言って、ギルドマスターと呼ばれた女性の方を見る。
その女性は二階の階段からズカズカと降りてくる。
ちなみにギルドマスターは赤い髪のロングヘアで瞳の色も赤色だ。
「ギルド内での争いは禁止だが?罰則は免れないぞ?」
ギルドマスターは三人の前で止まりそう言い放った。
「待ってください。ギ、ギルドマスターこれはあいつが喧嘩を売って来てですね…」
たじろぎながらも弁明をする。
「問答無用!手を出そうとしたのはお前達の方だろ!」
「そ、それはそうですが」
「レーネ、なぜこうなったか説明してくれ」
「は、はい」
レーネと呼ばれた女性はさっきの受付嬢、そしてこうなった経緯を話した。
「なるほど…じゃあ君たちで決闘をしよう!イザコザは決闘でってのが昔の慣わしだしね。君たち三人はこいつの実力がわからないから嘘だと言い張った、君はAランクの魔物を倒す実力があると証明できればいい。違うかね?」
(うーんなんか微妙に違うような?まぁいいか)
「わかった」
「お前達もそれでいいね??」
「「「わかりました」」」
「じゃあ闘技場に行こうか、レーネもついて来てくれ」
「はい」
そうして案内されたのは、ギルド内の裏手にある小さな闘技場。まぁ良くあるローマの闘技場みたいなやつのミニ版だ。
「そういえば、お前達がこの決闘に勝ったら、処分はなかったことにするから」
「マジすか!?でもいいんですか?俺一応Bランク冒険者ですよ?こんなガキに負けるはずがないんですが」
(え?こいつBランク冒険者だったの?小説とかだと上級冒険者に入ってくる部類だな。まぁこの世界のことだからわからんが)
「そういうのは勝手から言いたまえ」
「わかりました」
「君は一対三だが大丈夫かね?」
「ギルドマスター!流石にそれは…」
「えぇ、大丈夫ですよ」
レーネさんが何かいう前に返答する。
「ギルドマスター、幾ら何でも俺たち負ける気しないんですが」
「最初に言っただろう君たち三人とな、だから三人で闘ってもらう」
「わかりました…おいお前!謝るなら一対一に変えてもいいぞ!まぁどっちみちボコボコにするには変わりはないがな!」
「いやいい、あとそういうのは勝ってから言えとさっき言われなかったか?お前の頭は空っぽか?」
「まぁその辺にしておけレーネ審判を頼めるか?」
「はい。わかりました」
筋肉三人組はプルプル震えていたが何か言う前にギルドマスターが遮る。
そして俺は闘技場の真ん中へ行く、相手の三人は俺の対面に立った。
「それでは、ルールを説明します。相手を気絶させるか、降参と言わせたら勝ちとなります。武器は全てあり、魔法も使用して構いません。相手を殺した場合ギルドから永久追放となります。以上です」
レーネさんがルールを説明するそして…
「それでは、 始め!」
レーネさんの合図と同時に決闘が始まった。
俺は合図と同時に最高速で三人の背後に回り一人ずつ軽く殴り飛ばした。リーダーはちょっと強めになぐっておいた。秒数にして約1秒で三人をほぼ"同時"に殴り飛ばした。
ドゴォォォン!!!
そんな音が同時に聞こえて聞こえてくる。一人は左の壁に埋まり、一人は右の壁に埋まり、もう一人は俺がいた側の壁に顔面から埋まっていてピクリとも動かない。
「へ?」
レーネさんとギルドマスターの方を見ると、レーネは何が起こったかわからず呆けた顔をしていた。
(可愛い顔が台無しだ)
ギルドマスターは険しい表情をしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます