第2話 悲しい真実。そして、彼の変化へ。

ある日の午後。その彼が、「頭が痛い。やけに頭痛がする」と言っていたのだ。でも、なぜなのかがわからなかった。。そして、イライラが止まらなくなってきたのが、その夜だった。でもその女性は何故か?叔母の症状にいている気がしたので「もしかして鬱かい?」とその男性に聞いた。「動画で見てはいたけど?その症状に似たのは。でもどこの病院に行けばいいのか?分からないし」「私のところは?」「君の?私もある病だから君も知ってるけど?」「一度行ってみたら?」「そうだね?でも吐き気もあるから。あと頭痛も」と言ってその男性はある病院に行った。そしたら、「脳が小さくなっている。それで頭痛と吐き気と記憶が吹っ飛んでしまうから」と言われたらしい。そのことを聞いたその女性は「私もあるから。私は脳脊髄液減少症。でも軽い。中途半端だから。それで保険がきかないブラッドパッチしようとしても。本当なら死にたかった。でも貴方がいてくれたから。生きようとした。貴方はこう言ったのよ?”今を楽しもう君となら生きてみたい“とそれで付き合った。だから寄り添っていたいの!例がないとしても。誰に何と言われても!私は生きたい!貴方とそう思える人にあったことがなかった。でも貴方は私の事をちゃんと見ていて話してくれる。だから付き合おうとした。それは誰にでもいえる。誇ってもいい。それをあなたの先生に言いたい。私の事を本音に愛してくれた人は貴方しかいなかったから」「そうだったんだね。それでそこまでして俺を?」「分かれこの馬鹿!」「どうせ俺馬鹿だし?」「あなたは馬鹿に見えて繊細なの!」「そうだったんだ」「だから。馬鹿じゃないの!貴方は!」でもその日のオムライスはおいしかった。卵がのかっていて彼が作ったオムライスは。「俺食堂やりたいのさ?君手伝ってくれるかな?」「私でいいの?」「簿記の資格とるんだろ?それなら?」「まだ時間かかるよ?」「いいよ?気長に待つから?」「ほんとに?」「うん」「なら?」

その夜。ナポリタンを作ってくれた。彼が。「本当においしそうに食べるよな?君は?」「え?そう?」「うん。君は顔に出るんだんね?」「そうなのよ。噓つけないのよ。(泣き)ばれるから私。噓つくと。」「ならつかないほうがいいと?「そう。」「じゃあさ?今度。ハンバーグとかつ丼作るから食べてよ?一日おきに。」「え?ほんとに?」「うん」「ありがとう。嬉しい!!」と言って翌日とその翌日に作ってくれた。「本当に作った甲斐があるよ!!きみは。」「え?」「だって本当にこんなに喜ぶ人いなかったから」「そうなの?」「うん」と言ってその夜は就寝に入った。その彼の仕事はスーパーの仕事に決まり、記憶が無くならないように気を付けながら生活をしていた。その何か月か後に

また病院に行ったときに主治医に言われたのが、「右の脳が小さくなっている」といわれたらしい。そして「そのせいで記憶が失われる」と。「そのせいで頭痛も起きる」と言われたみたいだった。それでもその女性は、「ホッとしたよ?私と同じだったのかと思ったから。」と言ってくれた。「私の場合はブラッドパッチ受けないといけないし?水2ℓ飲まなきゃならんし?体動かなくなるしだし?12万かかるしだからさ~」「でも俺は鬱のなりかけだから?」「でも?私と同じでなくてホッとしたのよ?」「そうなんだね?」「私はあんなうるさい所には行きたくはないな?」「パチンコの事?」「うんあんなうっさいとこよく行ってられるな?って」「俺も嫌いだな?あんな騒々しいとこ良く行けるな~とは思うな?俺はタバコ吸うけどそこまでいかんし?」「ね?」「うん」と、ヤジをこぼしていた。

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