第3話 これからに向かって。そして、新しい扉へ

「今度部屋見に行こうか?」「え?どこの不動産?」「まだわからないけど?一年後な?」「うん」と言って、食事の用意をしていた。今日はその女性が作るのは、お稲荷さんだった。その女性は、ある人の命日になると?よく作るのだ。その女性のお爺さんが大好きだったらしく、それで命日になるとお稲荷さんを作っていた。でもその男性は、酢飯が苦手らしくて。それでその男性の家では違う稲荷寿司にしていたらしい。でも作っていると?「それしょっぱい?俺あまり酢飯が・・・。」「じゃあちょっと加減してみる?」「うん」とその男性が言って、その女性は、甘くするために砂糖を入れて作っていた。そして、彼にも味見をしてもらい、出来上がったのを見て「お~!!」と絶賛していた。「食べていい?」「いいよ?食べよ?」と言ってサッカーを見ながら食べていた。「こんど?思いっきり食べたいね?食い倒れるまで!!」「え?」「ダメ?」「いいけど?いつ?」「今度」「いいよ?でもそんなに食べれるかな?」「君なら食べれるよ!」と話しながら食べていた。「俺やっぱり定食屋になりたい!」「好きだもんね?料理が?いいと思うよ?私そこでハンドメイドやりたいな?」「手伝ってくれる?」「いいよ?そのためにも簿記を」「それとワードだね?」「うん。それと、小説が当たればいいとは?」「うんそれもあるね?俺も願ってるから!!」「ありがとう。こんな私を選んでくれて本当にありがとう」「何?改まって?」「言いたかったから」「そっか。俺を選んでくれてありがとう」と言って、彼が抱きしめてくれた。「幸せになろうな?」「うん」と言っていた。その後の事はまだ未定で、でも、何があっても離れないと思うその愛が本物であるのなら?そうみえたのだった。

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