第54歩 虎ロープ
地元でサバゲー番長として有名なKさんから聞いた話。
Kさんが高校一年の時、学校が終わり友人の家に遊びに行こうと自転車を思い切り
近道をしようと私有地に差し掛かった時
「あぶない!」と声がして、もの凄い力で誰かに
―ぐいっと頭を上から押さえ込まれた。
びっくりしてブレーキをかけ後ろを振り返って見たが誰もいない。
「ん?あれっ?」
その時Kさんはメガネをかけていた。
だが度が合わなくなっていて視界が少しぼやけていた。
よく見ると土地の入り口付近に黒と黄色のロープが張られており
自転車で、そのまま突っ込んでいたら首がロープに引っかかるところだった。
「あれは不思議だったわ」とKさんは
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