美味しいよ🈲

プラチナサファイア

「はっじまるよ〜〜〜っ❤️!」

「良い子のショタっ子、ロリっのみんな〜〜っ、こんにちは〜〜〜っ!」


『こんにちは〜⤵︎⤵︎⤵︎……』


「あれあれ〜っ?元気がないなぁ〜……もう一度っ……こんにちは〜〜〜っ!」


『こんにちは〜〜っ⤴︎⤴︎⤴︎……』


「うん、そうだね〜〜……じゃあこれからみんなの大好きな食べ物をから、お姉さんのあとに元気よく続いてね〜〜」


『はぁ〜〜〜いっ!』


「牛タン」

『牛タン……』


「人間の舌」

『人間の舌……』


「牛や豚の丸焼き」

『牛や豚の丸焼き……』


「人間の丸焼き」

『人間の丸焼き……』


「ホルモンやモツ」

『ホルモンやモツ……』


「人間の腸」

『人間の腸……』


「ねぇねぇ、お姉さん?」


「どうしたのかなぁ〜、ジュニアアイドル志望のちゃん?」


「アイドルとしても崖っぷちで、やたら胸だけデカいお姉さんは、誰かに喰われた事はあるんですかぁ〜?」


「ちっ、メスガキがっ……いやいや、これはお姉さんのお友達のお話しだけど、キモデブオヤジ達に躰を売ってお仕事をもらう「枕営業」ってのがあってそれで「喰われる」事もあるけど、5歳のありすちゃんにはまだよくわからないかなぁ〜……んまぁ、ありすちゃんみたいな年齢をターゲットにしたロリペドオヤジ達もいるから、気をつけてね〜……お父さんやお母さんが「承認」してるって事もあるからね……さぁ、付き添いの両親達の汚ないものを見る視線が痛いから、置き換えを続けるねぇ〜〜……」


「フォアグラ」

『フォアグラ……』


「人間の脂肪肝」

『人間の脂肪肝……』


「仔牛のロースト」

『仔牛のロースト……』


「まだ「成熟してない」人間の肉」

『まだ「成熟してない」人間の肉……』


「ラム肉ジンギスカン」

『ラム肉ジンギスカン……』


「生後約12カ月未満くらいの人間の肉」

『生後約12カ月未満くらいの人間の肉……』


「マグロの解体ショー」

『マグロの解体ショー……』


「人間の解体ショー」

『人間の解体ショー……』


「焼き鳥・焼肉」

『焼き鳥・焼肉……』


「焼き人間肉」

『焼き人間肉……』


「さぁ、みんなどうかなぁ〜……ちょっと思いついただけでも、こんなにたくさんね〜〜……人間はこの地球上で食物連鎖の「頂点」でホントよかったねぇ〜」


『よかったねぇ〜……』


「でもでもぉ〜……みんながオトナになったら、人間よりも高度な知的生命体がこの地球を征服して、人間は「食べられる側」になっちゃうかもしれないねぇ〜」


『しれないねぇ〜⤵︎⤵︎⤵︎……』


「そして、タイトルにつられて読んでくれた読者さん……ひょっとしてお食事中でしたかぁ?なんか胃がぐるぐるして、胸がムカムカして、なにかが口まで上がってきちゃったかなぁ〜?さぁ、遠慮はいらないよ……速攻、洗面所やトイレに駆け込んで……」


「レッツ!ゲロッティング!!」

『レッツ!ゲロッティング!!……』


「じゃあ〜ねぇ〜〜❤️」

『じゃあ〜ねぇ〜〜❤️……』


MMK・あっ❤️そこ……いぃ〜〜テレ




農業・漁業・酪農業・畜産業……そして、それらに付随するすべてのみなさんに「感謝」して「敬意」をはらい、提供されるすべての「命」に感謝して美味しく、残さず頂きましょう……でないと……


*****************


近未来……


とあるコンビニ……


「店長〜〜っ、特選ロースカツ弁当、消費期限ギリっすけど、どうします?」


「あっちゃ〜、発注しくったな〜……んじゃ、廃棄で……」


「うぃ〜〜すっ……」


また、とある回転寿司屋……


「さぁさぁお客さん、人間の解体ショーを始めるよ〜っ……めったに入荷しない新鮮な人間だよ〜っ、ラッキーだね、お客さん達……」


『うわぁ〜〜、パチパチ……」


「本日入荷したのは11歳ちょうどの身のぷりっぷりな新鮮な女児だよ〜っ、あの「メスガキブランド」で有名な特A5ランクの個体名「」ちゃんだよ〜……つい2〜3時間前まで、ホットパンツとニーハイソックスで飼育場を走り回っていたありすちゃんを活け〆したから、鮮度抜群だよ〜っ!特A5ランクのは生でもいけるから、焼肉店に流通される前に独自のルートで仕入れた逸品だよ〜……んじゃ、これからさばいていくよ〜っ!」


『わ〜〜っ、パチパチ……』


「まずは、腹に包丁を入れてっと……いやぁ、新鮮な躰は包丁の入りがいいねぇ〜……はいっ、これが腸でこれが胃だよ〜……そして首をばっさりと……頭も美味しく食べられるからね〜っ、これらは隣の系列居酒屋に卸すから、よかったら寄ってってよ〜」


『わ〜〜いっ……』


「さぁ、これがぷりっぷりっの赤身でこっちが中トロで、そして希少な大トロのさくだよ〜っ……さぁ、どんどん握るから、注文してよ〜〜っ!」


「大将っ、赤身ね」

「こっちに赤身と中トロっ!」

「んじゃ、大トロもらおうかな……」


「はいよっ!……いやぁ、職人冥利につきるねぇ〜……へいっ、お待ちっ!」


「あぁ〜赤身がぷりっぷりっで美味いっ!」

「中トロも、赤身と脂が絶妙だねぇ〜」

「うわっ!この大トロ……舌で溶けちゃうよ」


『人間って、美味しいなぁ〜〜……地球を征服して、人間を飼育して、食糧にして、ホント、よかったねぇ〜〜……』




なんとなく「忘れがちな」たくさんの「命」を軽んじる事なく、感謝して、残さず頂きましょう。


では……ごきげんよう……。


©︎❤️🍽️美味しいよ🍽️❤️

©︎プラチナサファイア

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