第8話 欲望と僕の狭間

 夕暮れに零れた想像

 書き出した恋愛妄想

             なんて書いた呪文

           走った筆が乾いてたなんて

 成りたいを描いた空想

 才能を求めた欲望

           なんて在りし日の僕の希求

           誰かに救って欲しいなんて


      気づけば消えゆく幻想を

     もがいても辿れないと知った


 だから青空に泣いたんだ

 ちっぽけだって泣いたんだ

 そんな救い無いと怒ったんだ

      

        でもね誰かが言ったんだ

        君は君を生きるしかない


 僕が僕を認めるまで

 君も君を認めるまで 

        

       怒ればいい泣けばいい

     

      分からないを恐れないで

      きっと死ぬ頃に分かるから


       

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