初めての修羅場

不安を抱えながら修羅場に向かっている俺。


その間に渡された電子機器をいじる。


機能が何個かあるようだ。


1.ステータス

2.連絡

3.仲間

4.ヒント


一つずつ押していく。


ステータスはその名の通り自分のステータスが見られる。


「連絡」を開こうとしたが『レベル10になってから開いてください』と出


てきた。


(今はチュートリアルなのか?)


そんなことを思ったが自分で納得した。


「仲間」を開くと『仲間のデータがありません』と出てきた。


どうやら仲間を作れるようだ。


「ヒント」は開くと『修羅場に行こう!』と出てきた。


これはその時その時で変わるようだ。


機能を一通り見て感心しているとでかい看板が出てきた。


これは ド をつけないと小さいくらいだ。


そこには「修羅場」と書かれていた。


「やっと着いたか」


落ち着いていると電子機器から音が鳴った。

______________________

ここは修羅場です。

魔物はここで鍛錬し、レベルを上げています。

基本的に敵との対戦でのほうがレベルが上がるのが早いですが安全な修羅場で上げることもできます。

早速鍛錬を始めましょう。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

詳しく説明してくれた。


「とにかく鍛錬しないと解放されないこともあるしやってみるか」


鍛錬を始めようとしたが一つ思い出した。


「こういうのっていろんな人に話しかけたら色々教えてもらえる奴だよな」


そう思い一人(?のゴブリンに話しかけた。


「すみません」


「あぁ?こっちは忙しいんだよ。どっか行けよ」


そう言われて持っている武器で飛ばされた。


「痛。これじゃあ仲間なんて作れないじゃん」


ステータスを見るとHPが1減っていた。


「えぇ...回復するのはどうすればいいんだろう」


そんな矢先、一人の優しそうな魔法使いに話しかけられた。


「すみません」


「なんですか?」


俺はびっくりして固まった。


相手から話しかけてくれることに驚いた。


魔法使いは続ける


「あなた、初心者の方ですよね」


「はい」


「でしたら、いろいろな基礎知識を教えてあげます」


「ありがとうございます」


「まずは回復。魔法スキルにありますがそれはMPを消費してしまいます。そのほかにも食べ物を食べることですぐに回復します。また、時間経過でも回復することができます。もしも今のHPが1のなら10時間たてばHPは満タンになります。それはHPの量は関係ありません」


「そうなんですね。ありがとうございました。そういえば仲間ってどうするとできるんですか?良ければなっていただけませんか?」


「仲間はお互いの機械を合わせるとなることができます。仲間になっていただけるなら光栄です。ですが、お互いのステータスを見ることができますがよろしいですか?」


「全然いいですよ」


「では..... ピロン!」


電子機器から音が鳴って魔法使いが仲間に登録された。


さて、その魔法使いのステータスは...

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