第9話帝国に宣戦布告!

2071年 6月 ドイツ帝国 ベルリン

「我々の準備は整った!!」

ユルゲンという少年が言った。ヨルゲンが言葉を続ける。

「そなたらの、働きがあったからここまで来ることができた!感謝を申す!」

組織の人たちはその話を静かに聞いていた。

「そして、我々は次のステップへと移行する!」

歓声が飛んでいき、意味に気ずいたものは、準備して建物から出た。


そこは、ドイツの国会議事堂。ヨルゲンが言葉を放つ。

『我々ローマは!帝国に宣戦布告する!』

その声を聴いた、警備員たちが急いでかつけるが、その前に頭を撃ち抜かれる。それを、合図として一斉にローマが、攻めていく。こちらの数は200くらいだ。

「ヨルゲン様、そろそろドイツ軍が来るかと....」

「構わん、全員殺せ」

「わかりました。増援を要請します」

私も国会議事堂に向かうとするか。そうして。ヨルゲンが歩いていく。銃声も止んだか.....ということは戦いは終わったてことか。そして、この作戦はドイツ軍の増援を殲滅するところまでが目的だ。

「来たか...」

ヨルゲンが、後ろからくる、わずかな殺気でドイツ軍の存在に気ずく。無線で伝えて応戦する構えをとる。

「お前か、馬鹿な真似をしたやつは」

「ああ、そうだ」

薄暗い笑みを浮かべ、手に持っているマシンガンを乱射する。相手が反撃もできずに死んでいった。実に快感!!これだからやめられねぇぇぇぇぇ!残りは自分の得意なナイフでとどめを刺す。

「ああ、いい!いいぞ!!もっと嘆け!叫べ!もっと楽しませろよ!!」

首、胸、などの致命傷になる部分を確実に切る。


2071年 8月 ドイツ帝国 ベルリン

既にあの作戦で、ローマはベルリンは、占領した。

「ヨルゲン様、ドイツから使者が....」

「ああ、すぐ行く」

いったい何の用だ?そう思いながら足を運ぶ。

「俺がヨルゲンだ」

そこには、老人と若い男がいた。

「これは、これは、ヨルゲン様。お忙しいところありがとうございます」

「ああ、それで何の用だ」

「その....これ以上ドイツに攻——」

「無理だ」

即答した。

「こうなったのも、お前らの責任だ。だから、俺はその責任をお前らに押し付けているに過ぎない。だからやめない」

「そ、そうですか....」

若干苦い顔をして、その場を立ち去って行った。男の方は俺を睨んできた。俺は、そいつに銃を向けた。驚いた顔でこっちを向いてきた。

「お、おやめください....まだ若いものでして....」

「そうか。まぁ、俺に二度とそのかをお見せるな」

「す、すみません...」

「老人には聞いてねぇ。お前に聞いているんだ」

若い男のは方を見てそう言った。

「ほ、ほんとに申し訳ありませんでした....」

どこか、やりきれないような、悔しいような顔をして帰っていった。

「ま、あいつらもいつか殺すんだけどな」

俺らにはもう負ける選択肢がない。勝つしかない。俺の底知れぬ殺戮欲求を埋めてくれる奴が出てくればいいと思った。

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