「輪廻の休憩所」氷雨輪廻相談所へようこそ・おまけ番外編・番外わちゃわちゃ2「ちび輪廻さま」

 朝起きたら輪廻りんねの姿が、子供になっていた。

 大和「ちっす、若、おはようございますっす!」

 椿「輪廻さま、おはようございます」


 ちび輪廻「大和しゃん、椿しゃん…」

 うるると涙で目を潤ます、ちび輪廻。

 大和・椿「「えっ…!?」」



 仕方ないので、裁きの時もフォローしながらおこなうことに。

 ちび輪廻「――ごっかんの炎で、ふゆえてゆけっっ!」


 ぽひゅっ…拳大の小さな火玉が手のひらから出る。

 ちび輪廻「あーん…!火が弱いでしゅ~」


 幼い輪廻がべそをかく、それをなだめる二人。

 大和「よしよし、若―。何で、こんな事になったんだ?(可愛いけど)」

 椿「ほらほら、輪廻さま~。そう言えば、昨日…魔女から買った、りんごを(可愛いですわ♡)」

 大和「それだっ!」


 相談所に帰ると、りなが待っていた。

 りな「そうなんですか、大変でしたね」

 ちび輪廻「りなしゃ~」

 りな「ん?どうしたの、輪廻さん」


 ちび輪廻「ぼく、りなしゃんとケッコンすゆ~♡」

 りなに抱き着く輪廻に抱きしめる、りな。

 りな「可愛いっ♡」


(りなちゃん!)

(輪廻さま!)


 大和・椿「「可愛いけど、これは早く、元に戻さなくては!」」

 結局、魔女はみつからなくて…

 


 朝起きると、輪廻は元の姿に戻っていた。

 輪廻「昨日、りなに俺がそんな事を!?」


 輪廻は、恥ずかしくて、顔を真っ赤にして、りなに謝っていたが。

 りなは、まんざらでもなかった。

 大和と椿の心中は、置いてけぼりのまま。

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