第7話 遺言公表

 そんな中にあって、いよいよ遺産相続の内容を公表する場面が訪れた。

 坂下弁護士事務所に集まった面々を元に、全員の顔をいったん見渡した坂下弁護士だったが、その坂下弁護士の横には、相模氏が鎮座していた。

 彼は、先代社長秘書であり、今後もポストが変わることはなく、また、裏工作でも、大きな力を発揮することは分かっているので、誰にも増して、そこに彼が鎮座していることに違和感を感じることはなかったのだ。

 もちろん、意義を申し立てる人は一人もおらず、それよりも、

「早く、もったいぶっていないで、公表してよ」

 と、皆が思っていたことだろう。

 全員が集まったことを確認した弁護士ん坂下は、おもむろに取り出した遺言書を、皆の前に提示し、分かるように、目の前で裏にして表にして、封印が破られていないことを確認させたのだった。

 そして、実際に挟みで封を開けると、その瞬間、真空状態になってしまったかのように、その場はシーンと静まり返る、ツーンという耳鳴りがしたかと思うと、そのせいなのか、唾を飲み込む声が聞こえてきた。

「固唾をのむ」

 という表現があるが、

「なるほど、こういう緊張した雰囲気では喉が渇いてしまうので、自然と、唾を飲み込むという動作をすることになるので、当たり前の表現なんだろうな」

 と感じるのだった。

 弁護士の坂下氏も、若干緊張しているようだった。

 弁護士なのだから、こんな緊張した雰囲気は初めてではないはずなのに、どうしたことなのだろうか?

 やはり、顧問弁護士ともなると違うということなのか、それとも、大財閥といえる柳沢商事というところの大きさなのだろうか。

 それとも、隣に沈砂している相模氏の存在が大きいのだろうか?

 実際には、そのどれもすべてなのかも知れない。

 しかし、坂下弁護士としては、気持ちとして、

「相模氏の存在が一番大きい」

 と思っている。

 正直、裏の部分を一手に握って行動してくれていることは、坂下にとっては有難いことだった。

 弁護士という立場上できないことを、彼がやってくれるからだ。

 しかし、彼はそれをひけらかすことはない。裏の人間なのだから、当たり前と言えば当たり前だが、

「本心は何を考えているのか分からない」

 ということが、余計な気を遣わされてしまい、本職である、

「弁護士という立場を忘れてしまうのではないか?」

 とまで考えさせられるのであった。

 だが、今回は、臆することはないのだ。

「遺言状の公開」

 というのは、弁護士としての、職務としては、重大な仕事である。

 しかも、顧問弁護士なので、実際に遺産相続対象者を皆知っていることになる。ついでに言えば、相模氏にしても同じだった。

 相模氏が何を考えて、そこに鎮座しているのか気になるところであったが、公開までには時間は秒読みだった。

 というよりも、すでに始まっていた。この場の主人公は、かくいう弁護士本人なのである。

「それでは、公開させていただきますが、この遺言書は、故人の遺志に沿って、厳正な手続きを経て作成されたものですから、法的根拠は周知のとおりです。ますはそれをご認識いただきますように」

 という文句の後、

「では」

 といって、緊張感が最高潮の中で、坂下弁護士は遺言書を読み上げるのだった。

「一つ、柳沢商事の社長には、長男の清秀を就任させ、次男の清正には、専務をお願いすること。その際には、補佐役、代理人、秘書すべての役を相模氏に委託することとし、会社の訴訟すべて、および、対外的な問題に際しては、必ず、坂下弁護士に相談のうえで事に当たることとする」

 と、まずは、財産面よりも、会社のことが最初だった。

 それだけ、故人が、会社を大切に考えていたという証拠であろう。

「何があっても、会社が存続していれば、何とかなる」

 という今までの自分の経験から学んだことだったに違いない。

 さらに、坂下弁護士は続ける。

「一つ、全財産に関しては、その半分を、長男の嫁である和子に与え、そして、残りの半分のうちのさらに半分を配偶者である春江に与え、残りの半分を、次男の清正と長女の新海かすみに与えることとする」

 というではないか。

「もし、和子が死亡した場合は、その分を元に戻し、全財産の中から、再度前述の方法で再分配するようにし、同じように、遺産相続対象者の他の誰が死亡せしめる場合は同じように再分配することとする。ただし、新海かすみが死亡した場合は、その受け取り分は、坂下弁護士預かりとし、いずれは、会社に帰属させるようにする」

 というのが、大まかな内容だった。

 遺産相続における。死亡者に関しては、ほぼその通りなのだろうが、何と言っても衝撃的だったのは、遺産臓側の一人者として、和子の名前があったことだった。

「坂下さん、兄の分は、和子さんに行った分だということですか?」

「そういうことになりますね」

「じゃあ、二人が離婚ということになれば?」

 と言われた坂下氏が、さらに遺言書を見て、

「もし、長男夫婦が離婚ということにでもなれば、長男の清秀は遺産相続の権利を一切失うということになる。遺産はあくまでも、和子に贈られるのだから、和子がどうしようが、それは、本人の意思によるものとする」

 ということを言った。

「ということは、和子さんは、遺産を独り占めしようと思えばできるわけだ」

 と、聡子がいうと、キッとした目が、一斉に聡子に注がれた。

 さすがに、一瞬ビビッてしまった聡子だったが、その視線を切るように、自分は和子を凝視した。

 和子は、黙って借りてきた猫のように座っていたが、何もいおうとしない。

 というよりも、何かを言える状況ではないといってもいいのは、疑惑の視線がそこにあったからだ。

 それは、

「旦那殺し」

 の疑惑であった。

 しかし、遺産相続の内容を知るわけもないので、遺産を相続する立場に一番近い旦那を、意さん目当てで殺すというのはおかしい。

 そうなると、今度は、

「一番最初に嫌疑から外れるのは、和子さんなんじゃないか?」

 と誰もが思うことだろう。

 その発想は簡単なことであり、誰もがすぐに理解することであった。

 弁護士である坂下も、鎮座していた相模も、それなりに、この遺言書には衝撃を受けたことだろう。

「なんで、和子さんが遺産相続の筆頭になるんだ?」

 と思う。

 長男の清秀を差し置いてである。

 もちろん、遺言書というのは、書いた本人の意志なので、そこに何が隠されているのか分からない。しかも、

「遺言を残さないといけないということは、法律上の遺産相続では、自分の意思に反するということになるだろうから」

 というのが一番のところであろう。

 そんな遺産相続について、他にも細かく書かれていたが、その内容はあまりたいしたことではなかった。

「やっぱり、私はあまり家族の仲間として見られていたわけではないんだわ」

 と、かすみは言ったが、それ以上にショックだったのは、旦那の新海のようだった。

 しかし、考えてみれば、元々、一銭も貰えないかも知れなかったことを思えば御の字だったのだろう。

 ただ、もう一つ、旦那には、気がかりなことがあった。

「かすみにも財産を与えるとして、その条件として、離婚して戻ってこい」

 という条項があったら、どうしようと、思っていただろう。

 かすみのことだから、今までの自分の散々な行為を考えれば、

「お金はもらえるは、家に戻れるは、さらには、嫌な旦那とは別れられるは」

 ということで、ホイホイで、離婚して戻ったことだろう。

 しかも、旦那が想像していたよりも、柳沢家というのは、

「組織」

 としてカチッとしていて、何と言っても、秘書の男や、顧問弁護士などという人が脇を固めていると思うと、そう簡単に遺産を貰えるとは思えなかった。

 それなのに、ほとんど問題なくもらえるというのはビックリだった。家に戻る条件もなかった。それは、旦那にとっては、ありがたいと思っていた。

 しかし、逆に当の本人である、かすみは、まったく違うことを考えていた。

「これは、お父さんの絶縁状だわ」

 ということである。

「お金を渡して、縁を切るというようなことであり、いわゆる遺産は、手切れ金」

 とでもいえばいいのか。

「ここでお金を渡しておくから、今後何かあっても、うちとはかかわりがないから、何も言ってきても知らないぞ」

 ということを言っているのだろう。

 そもそも、家を飛び出したのは、かすみの方だった。いくら、

「手切れ金」

 だといっても、もらえるだけよかったとすればいいのではないか。

 旦那が手放しで喜んでいるのを見ると、完全にかすみは冷めてしまっていた。

「こんな男について行かなければいけないのか?」

 と思うと情けなくなってくる。

 そんな中で、かすみは、部屋の中を見渡してみた。

 半分蚊帳の外の自分とは違い、未亡人となった、清秀の奥さん和子、さらには、清正の奥さんの聡子、そして、母親の春江。この三人が、バトルの渦中というところであろうか?

「女の闘い」

 というこの場面に自分がいないのは、少し寂しい気がしたが、これから何が起こるのか、いや、すでに長男の清秀が殺されているではないか。これは、遺産相続をめぐることであったのだとすれば、まだまだ序章に過ぎないのだが、すでに戦いは始まってしまっていて、後戻りはできないということであろう。

 それを分かっているのか、かすみは、冷静な目で見ていた。

 ここにおいて、一番の渦中というのは、何と言っても、未亡人となってしまった長男の嫁である、和子である。

 そもそも、遺産の分け前は夫に来るものだと思っていた。普通に考えれば、

「義父の配偶者である義母の春江さんに、半分。そして、残りを子供たちで当分にする。あるいは、分配の比率を少しだけ変えるか」

 という程度だと思っていた。

 遺言があるということは、その子供たちの分配が違っているというのも分かっていたので、自分に関して以外のところで、割合的には、ほぼ想定内だったのだった。

 しかし、だからと言って、和子は、

「こんな遺言、信じられない」

 というようなことはなかった。

 正直、何となく分かっていたような気がするというのが、本音だっただろう。

 しかし、このタイミングでこの遺言はきつかった。もっとも、旦那が生きていたとしても、そこに何らかの歪みがあるだろうと思っているのだ。

 ただ、和子が考えているのは、

「なんて、中途半端な遺言なのだろう?」

 と思った。

 そして次に考えたのは、

「これの裏の遺言でもあるんじゃないだろうか?」

 ということであった。

 まさかとは思うが、表の遺言を出しておいて、その経過によって、法的に生きるべき本当の遺言書を後から提示するという。まさかの、

「逆サプライズ」

 という遺言書が隠れているのかも知れないと思った。

 もしそうであれば、これほど欺瞞に満ちたことはない。

「その時の状況によって、遺言書をいくつもパターンを作っていたのかも知れない」

 と思うと、

「これは、兄の清秀が亡くなった時のバージョンなのではないか?」

 と思い、そこに、故人の思惑があり、それによって、今、まさに相続対象者が翻弄されているということではないだろうか?

 そのことは、和子には分かっていた。和子自身、

「あの人の考えそうなことだ」

 と思っていたからだ。

 ただ、それ以外にも似たようなことを感じている人がいた。それが、かすみだったのだ。

 かすみとしては、

「どうせ、縁が切れる家族で、もう今回のように、一堂に会することはないだろうな」

 と思っていた。

 もし、あったとしても、それはきっと、

「誰かの葬儀か何かだろうな」

 としか思わない。

 だが、実際に分かっていたこととはいえ、

「この生まれ育った家族と、本当に縁がきれると思って、一堂に会した家族を見ると、まるで他人事のようにしか見えてこないんだよな」

 というのが、かすみの考えだった。

 かすみも、実家を出てから、夫の暴力。さらには、夫の失業と、まったくもってついてない状況が続いたことで、かなり逞しくなったようだ。

 そのおかげで、やっと自分の家族を他人事のように見えるようになったのだった。

 自分の家族を他人事のように見れるというのも、本当にいいことなのかどうか、正直分からない。

 だが、そうやって見てみると、以前、つまり生前の父親と、それを囲むような家族の関係が、思っていたよりも小さなものだったということに気が付いた。

 しかも、その小さな中に、ところどころ、誰も見ることができないスペースがあり、まるで、それを開けるということは、見てはいけない、

「パンドラの匣」

 を開けるようなものではないか?

「パンドラの匣」

 というのは、昔のギリシャ神話に出てきたパンドーラの伝説である。

 パンドーラというのは、ギリシャ神話では、

「人類最初の女性」

 とされている。

 他の神話や宗教の経典などでは、男女はほぼ一緒に生まれてことになっているが、ギリシャ神話は、珍しかった。

 そもそも、神(ゼウス)は、人間界に、

「争いの元になる」

 ということで、火というものを伝えなかった。

 しかし、そのせいで生活が困難である人類を気の毒に思ったプロメテウスが、人類に火を送る。そうすると、人類では争いがおこり、プロメテウスと人類に、バツを与えることにした。

 人類には、

「パンドーラ」

 という女性を遣わし、災いを起こさせるために、持たせた箱が、

「パンドラの匣」

 というわけである。

 その箱を開けると、人間界に、ありとあらゆる禍が飛び出すというものであったが、これはいわゆる、

「見るなのタブー」

 と言われるものの法則の一つであった。

 いわゆる、

「見てはいけない」

 と言われているものを開けたり見たりすると、おとぎ話なので、どうなったのか? を考えるとおのずと分かってくるというものだ。

 たとえば、

「つるの恩返し」

「浦島太郎」

 その他、日本のおとぎ話でもあるし、または、聖書においても、

「ソドムとゴモラ」

 でも、

「決して振り返ってはいけない」

 というのに、音に驚いて振り返ってしまったために、砂になってしまったという話である。

 パンドラの匣も、

「決して開けてはいけない」

 と言われていたのを、開けてしまったことで禍が襲った。

 しかし、これは、他の話とは違うものである。他の話は、

「見てはいけないと言われることをしたから、災いが起こった」

 ということであるが、パンドラの匣の場合は、

「災いを起こさせたいので、見てはいけないという暗示をかけておいて、好奇心を煽ることで開けさせる」

 というテクニックを使ったものだったのだ。

 そんな話を、かすみは思い出していた。

 そういえば、

「この家には、いっぱい結界のようなものがあったな」

 と、考えさせられた。

「じゃあ、この中に誰か、パンドラがいるのかしら?」

 と考えたのだった。

 もし、自分がこの家を出ていなければ、

「パンドラは私だったかも知れない」

 と思った。

 その証拠に、パンドラなどという発想が、そうはなかなか出てくるものではないはずだ。それなのに、簡単に出てくるということは、日ごろから自部をパンドラのような女だと思っているのかも知れない。

 遺産相続において、何といっても、この内容は、あまりにもおかしい。

「やはり、遺産相続の中で、長男が亡き者になるのではないか? という筋書きを考えていたとすれば、すごい発想力だ。妄想なのかも知れない」

 と感じた。

 ただ、どのパターンの遺言書であったとしても、たぶんであるが、その中心にいるのは、和子であることは間違いないだろう。

 もっといえば、

「遺言書の中で、少々のパターンが変わったとしても、言えることというのは、遺産を一番貰うのは、和子だ」

 ということになるだろう。

 となると、その例外は?

 というと、

「和子が死んだ時」

 というものだったに違いない。

 もっとも、この時は例外ではなく、むしろ、普通の相続だったことだろう。無数に考えられた中で、一番妥当だと思われたことが、一番稀だったということで、和子という女の存在が、まさに、

「悪魔の女」

 ともいえる、

「パンドーラとかぶさって見えてくるのは、しょうがないことなのかも知れない」

 と言えるだろう。

 そんなことを考えていると、

「じゃあ、長男の、清秀の死というのは何だったんだろう?」

 と考える。

 長男が死ぬと、その下位にいる人たちの分け前が増えるだけだ。ということになると、遺産相続という意味でいけば、

「損も得もないというのは、和子だけだ」

 ということになり、もし、動機が遺産関係であり、その遺産相続の内容を知っていたと仮定すれば、

「和子が真っ先に事件の容疑者から外れることになる」

 と言えるのではないだろうか?

 この日は、相続内容を確認するだけだったが、まさかこんなおかしな遺言だったということを思うと、寝付けない人もいるだろう。そう思って、その日は皆家路についた。

 この遺言書の内容は、警察にも開示された。

 これが殺人事件でなければ、開示まではいかなかったかも知れない。

 しかし、殺人事件が実際に起こっている以上。黙っておくわけにはいかないだろう。

 さすがに内容までは、マスゴミにばらすことはできない。警察が捜査の上で必要な情報として開示されたのであって、その内容は完全に緘口令が敷かれたのだった。

 警察が見ても、

「何だい、これは?」

 と言われる内容だった。

 一見すれば分からなくもないが、それを見た時、依田島刑事が、

「まるで殺人を予見するような内容だ」

 と叫んだ。

「さすがに、殺しあええとまではいかないが、当事者とすれば、血で血を洗うまさにミステリー小説のような遺言ではないか?」

 まず考えられたのは、嫁の和子が、

「本当は、この家の血族なのではないか」

 ということであった。

 しかしそうなると、

「近親結婚」

 ということになり、

「許されることなのか?」

 と言わざるを得ないだろう。

 近親相姦というと、普通であれば、

「タブーだ」

 と言われるが、ここでは、それほど気にしている家系ではなかったというのも事実のようだ。

「近親相姦というのは、何が悪いんだ?」

 とそもそも、先代は思っていたようである。

「それは、血が交わるということでまずいんじゃないか?」

 という人がいた。

 だが、血が交わることのどこがいけないというのか、昔であれば、

「指が三本しかないような子供が生まれたりする」

 などと言われていたが、本当にそうなのだろうか?

 ほとんど例がない中で、偶然生まれてきた子供にそういう例があったということというだけなのではないだろうか?

 そもそも、天皇家だって、近親結婚もあったりしている。それは、逆に、

「続いてきた血を絶やさない」

 という意味があるからではないだろうか?

 今まで、ミステリーなどでは、結構、近親相姦に関連した殺人というのもあったりしている。

「兄と妹が」

 あるいは、

「父と子が」

 しかも、その子供が、それとは知らずに、異母兄弟と愛し合うようになるなどという、話もあり、それを、

「悪魔」

 という表現で呼んでいるが、そこまで神経質になる必要があるのだろうか?

 そういう意味で、近親相姦に寛容な先代だったが、本人は、

「私は、寛大な性格だからな」

 といって笑っていたが、実際には精力絶倫だったようだ。子供たちの知らないところで、結構、

「お盛んだったりする」

 といってもいいだろう。

 実は先祖には、

「近親結婚が結構あったらしい」

 ということを先代は聞かされていたが、子供たちには話していない。

 意識していないように見えて、実際には一番気にしていたのが、先代だったといってもいいのではないだろうか?

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