使い過ぎ注意の電子知識

 いつも読んでいただきありがとうございます。

 今回は前に近状ノートで少しお話しした事を書いていこうかと思います。


 これから書く方や初心者向けと言うよりは、ある程度書いて来た方向けかもしれません。


 昨今は色々なものが電子化したり効率化して目まぐるしい時代の変化が起きています。

 私はよくゲームをするのですが、十年前に最先端の映像技術を使ったムービーシーンを観て「綺麗だ!リアルっぽい!」なんて思っていたのが、今はムービーシーンどころか、まるで実写のようなクオリティのまま遊べるソフトもあるのでその辺の進化は凄いですね。


 その中でも話題に上がったのはAI技術ではないでしょうか。

 AIとは言わゆる人工知能のようなもので、ネット上にある物を使い学ぶ的なものですね(曖昧ですみません)


 一番身近な物ならば……「ヘイSiri!」や「OKGoogle」

「Alexa、電気を消して」もAIの内の一つみたいです。


 そんなAIを使えるアプリやサイトがあるのですが、中でも「chatGDP」なるものはお話しも出来るようですね。

 オマケに絵も書いてくれるのです。


 私のフォローしている方でもそれで絵を描いて自作品のキャラクターを紹介したり、作者の悩みでもある小説の書き方等も教えくれます。


 恐らくですが、自作品の描写やセリフも上手くすれば書いてくれるのかもしれませんね。


 ただ私自身、それを使って小説は書かないかなぁと思っております。

 なぜならchatGDPさんもネット上にある情報から学んで提示してくるからです。


 例えば異世界転生のお話しをGDPさんに書いてもらい、それをどこかのウェブ小説サイトに投稿したとします。

 もしそれで人気が出て、書籍化するよとなった時、はたしてそれは自分が頑張った作品となりえるのだろうか?


「自分も異世界ファンタジー書くぞ!」と意気込んで設定やフラグ、キャラクターや世界観を考えて「どこかの作品」と似てしまうのと

「ネットでかき集めてきた作品を元に書いてもらった」物は違うような気がしています。


 自分が練りに練って、これだ!と見つけた書きたいものと、ただこのジャンルが売れてるから書いてもらうのと……どっちが愛着が湧くでしょうか?

 これらは小説よりも最近だと絵の方が問題になっていると思われます。


 誰かが描いた絵を取り込み、それに似た絵をAIに書いてもらって自分の作品として出す。

 AIに読み込ませた方はペンタブどころか絵を描くアプリすら入れていない。


 なのに絵は上手く描けているのでそれでお金を稼げる可能性もある。

 自分が時代遅れの人間なのかもしれませんが「全てやってもらうの」はどうなんだろうかと思ってしまいます。


 個人的にはアドバイスを貰うのはいいと思います。

 自分の作品を記憶してもらい、どうした改善点があるだろうか?

 この言葉に他に表現はあるか?

 かっこいい技名を考える為、英語やイタリア語でこの単語は何と読む?


 これらを完全に鵜呑みにするのは良くないかもしれませんが、自分は使ってみて気付かされた点も多かったです。

 特に作品の特徴でした。

「テンプレっぽいから先の展開が想像されやすい」

 上の言葉は自分の作品をGDPさんに記憶してもらい、いただいた感想と言うか特徴でした。


 全てを書いてもらうのは良くないけど、自作品の特徴は改善点を見てもらうのなら良いのではないか?


 そもそもGDP自体もっとちゃんとした使い方があるのでしょうが、この辺りなら力を借りても良いのかな?と思っております。


 長くなってしまいましたが今回はこの辺りで。

 もし気になった方は使ってみるのもアリかもしれません(使い方は自己責任でお願いいたします)


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