自分の頭の物語 〜執筆技法じゃなくて気持ち的な方のお話し〜
大将
筆を折ってまた拾った話し
どうも、作者の大将です。
まずは読んでいただきありがとうございます。
今回はすごーく前の話し。
作者が筆を折って、どうしてもまた拾った話しをしていこうと思います。
「また書きたいけど、ちょっと悩んでいる」
そんな人に読んでもらえたらと思っています。
(もちろん他の方もカモン!)
実は自分が最初に書いていたのは十年程前になります。
当時は一本の作品を練りに練って作り上げ、出したらもう大人気になる!くらいの気持ちでいました。
まぁ結果は筆を折った事で察して下さい……。
でも確実に筆を折った理由はそこでは無いのです。
後々気付いたのですが「読んでくれた方のレビューを真に受け過ぎて」しまったからなんです。
「読んで感想くれたんだから普通だろ」
「読者に合わせて作るのが作家だろ?」
と思う方もいると思いますが、それは半分正解で半分ハズレです。
何故なら、今思い描いているあなたの世界はあなただけの物なんです。
もしそこに「こうしてほしい」や「こうすると面白いかも?」的な感想が来たとします。
中にはそれを吸収して更にいい物を作れる方もいますが、ほとんどの人がそれをやると「その世界は壊れます」
言い方がキツイですが、あなたしか書けない世界に、他の人の設定や世界観は不純物と同等です。
※書く方により十人十色、千差万別です。共同作品、コラボ執筆等している方もいらっしゃるので確実にダメという訳ではありません。
自分はその感想を受け入れてしまい、思い描いていた世界を自分で壊してしまったのです。
結果、書きたくても書けなくなり、書こうとしても何を書くの?と自問自答を繰り返す日々に。
最後はその作品を消して、サイトはそっとアンインストールしました。
では何で十年も経ってまた筆を拾ったのか?
答えは簡単で
「どうしてもあの世界をかきたい!!」
って思ったから何です。
いつか自分の作品が書籍化して、あわよくば漫画やアニメ化したら……そんな妄想が捨てきれなかったんですね。
これから書いてみる人、書いてるけど立ち止まっている作家同士、そして筆を折ったけど揺らいでいる人。
もし悩んでいるなら、500文字でも1000文字でも書いてみてください。
小説じゃなくても、今自分の執筆欲を吐き出してみると何か見えてくるかもしれませんよ。
そんな自分が今書いている作品が十年前に筆を折った作品になります!!(唐突の宣伝)
https://kakuyomu.jp/works/16816927862003686167
こちら「一人の少年が伝説の悪魔狩りと呼ばれるまで」です。
当時書いていた時とは時系列が少し違いますが、キャラ設定や世界観は当時を引き継いでいます。
最近流行りの異世界恋愛や転生転移とは違いますが、よければ目を通してみてください。
読んで損は無いと思っています。
それではまた次回に。
皆さんの描く世界に幸あらんことを。
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