王子と人魚姫



「これは職務だ…」



 舞台袖で一人困惑の色を深めるリュウ。後方に視線を投げれば、サツキとショウの目が熱を帯びて彼に注がれ、その背後にはクラスメイトたちの期待に満ちた一種の訴えとも取れる眼差しが彼に突き刺さる。その圧力に舞台を見つめる彼の視線は冷たい汗と共に硬直していた。


「リュウ、大丈夫…?」


 心配そうなアヤカの問いに、苦笑いを浮かべた。しかし、その胸の内には、激しく乱れる感情の渦が渦巻いていた。








 ほんの少し前



 屋上の戦いが終わった後サツキは黒い霧から解放され、彼女を休ませる事とリュウの腕の治療の為、保健室に行く事になった。ミツルとナオキに鳥の回収を任せて保健室に到着し、そしてあばら骨を負傷したショウに鉢合わせたのが事の始まりだった。


 ショウはサツキの無事を確認して安堵の顔を浮かべたが、すぐに顔を曇らせた。


「女の子に殴られたんだけど、骨にヒビが入ったらしくて」


 ショウは面目なさそうにそう言った。


「一発殴っただけで骨にヒビ入れるって、どんだけ怪力なんだよ、その女…」


 ダイスケが顔をひきつらせながらそう言うが、ショウもサツキも顔を曇らせるばかりだった。

 時刻は12時。残された時間はあと1時間。この日のために一生懸命練習してきたクラスメイトたちの顔が陰りを見せるのを見て、ダイスケは唸りながら考え込んだ。


「そうだ、リュウが代役やればいいんじゃないか?セリフ全部覚えてるし」

「え」


 クラスメイト達の視線が一斉に注がれ、冷汗を流しているリュウに気付いたアヤカが慌てて口を挟んだ。

 

「リュウは私の演技の練習に付き合ってくれてたけど、台本を読んでくれただけで演技をしたわけじゃないの」


 しかしクラスメイトの期待に満ちた瞳がリュウを突き刺し、首を横に振ることが出来なかった。

 彼の真面目な性格と、今まで舞台を頑張ってきたアヤカの力になりたいという気持ち。そして依頼人のプライベートをサポートするというボディガードとしての務め。それらが重荷となり彼を襲い、言葉に詰まっていたのだった。


「急いで!衣装を羽瀬田くんに合わせて直すよ!」


 沈黙を了解と受け取ったのか、サツキやクラスメイトはバタバタと保健室を出て行った。

 リュウは突然の事態に当事者でありながら付いていけず、目の前で起こった事態にただただ茫然としていた。





 一方、舞台開演1時間を切った、プライベートガーデンの体育館。

 観客席は人で溢れ、王子役が急遽負傷し代役に変更するというアナウンスが流れていた。それを聞いていつも穏やかな表情を浮かべているナオキが今までになく嬉しそうな様子で席に座っていた。


「これは面白くなりそうだね」

「ナオキ、帰ったんじゃなかったのか?」


 観客席の様子を見に来たダイスケは彼を見つけて少し驚く。ナオキがミッションより私情を優先することなどめったにないからだ。


「保護者としてこれほど嬉しい事はありませんからね」


 満足そうにステージを見つめるその表情に、ダイスケは苦笑いを浮かべた。


「そういうものか?」

「舞台に立つのがダイスケ君でも、同じ心境でしょうね」


 その言葉と共に視線を向けられ一瞬驚きの表情を浮かべたダイスケは、少し照れくさそうに顔を逸らす。


「しかし、僕はダイスケ君もアヤカさんに好意を持ってると思ったんですけどね」


 その言葉にうーん、と考え込んだ少年は「そうかもな」と言い、少しだけ笑顔を浮かべた。


「だってさ、あいつアヤカにべた惚れじゃんか」


 ダイスケの微妙な表情に微笑むと、ナオキは視線を舞台へと戻した。


「リュウ君は、本来であれば彼のような境遇の子供たちは、もっと冷酷で人間性を失っていることが多いはずですが」


 そう語りながら、ナオキが思い浮かべたのはリュウと初めて出会った日の事。

 2年前の雨の日の夜の事だった。


 科学者としてのキャリアをスタートさせて間もないころ。帰宅途中のバス停で雨に濡れている少年を見つけ、家はどこかと尋ねたが彼は何も答えなかった。それを見て、ナオキは彼を一時的に保護することに決めた。


「あの時のリュウ君、見るのも辛かったですね」

「ああ、この世の終わりみたいな顔してたもんな」


 リュウと名乗ったその少年の戦闘能力の高さを知ったナオキは、ダイスケの相棒のような存在になればと考え彼を引き取り、一緒にトレーニングをする事を勧めた。ダイスケの戦闘能力が飛躍的に上がって行ったのは、リュウの力が大きい。

 そして、それまで散らかり気味だった研究室も几帳面なリュウの手によって、きれいに整えられていった。


「そのリュウ君が、女の子の為に王子様役をする日が来るとは思いませんでしたよ」


 彼の表情は深い優しさに満ちていて、まるで自分の子供を見守る親のようだった。





 舞台裏へと足を踏み入れたダイスケの視線が、戸惑いつつも台本を見つめ、眉間に深いしわを刻んでいるリュウに留まった。リュウの身に纏っている衣装は本来ショウが着るはずだったもので、サツキが頑張って縮めてくれたものの身長が合わないために大きく見える。


「どうだ?王子役」


 ダイスケがリュウに向かって笑顔で話しかけると、彼は一瞬だけダイスケの方を見て、長いため息をついた。


「演劇は、専門外なんだ」





「なあリュウ、俺たちが初めて会った時の事覚えてるか?」


 突如、昔話を振りかけるダイスケに、リュウは頭を上げた。


「なんで今そんな事急に…」


 困惑するリュウにダイスケは手を振りながら話を続ける。


「俺、お前の事暗い奴だって言ったんだよ。その時のお前何も言わないでただ黙っててさ」


 小さく笑いながら昔の思い出を辿るダイスケの表情にはいつもと違う穏やかさが浮かんでいた。その表情を見て、リュウもまた昔のことを思い出す。


「あの時は…」


 リュウが声を詰まらせると、ダイスケが話を続けた。


「お前は、ただ暗いわけじゃない。感情を忘れてるんだよ」

「忘れてる?」

「アヤカの為に必死でセリフの練習したり、その台本がボロボロになるまで読み込んだり、結構やりだしたらとことんやる熱い奴だよな、お前って」



「アヤカが好きなんだろ?」

「好き…?」


 ダイスケの言葉に、リュウは一瞬動きを止め、言葉を失った。


「あー、そっかそれはまだわからないか。じゃあ」


 ダイスケは頭を掻きながら少し考える。


「アヤカはお前にとって大切な人か?」


 その問いに、リュウは少し考え込み、…やがて頷いた。


「うん」

「俺たちボディガードや狙撃手ってのは影みたいな存在だ…アヤカや、ここにいる生徒たちとは住む世界が違う。けどさ、俺たちなりのアピールってやつがあるだろ」


  ダイスケは強気の視線を向けていつもの少年らしい笑顔を浮かべると、軽くリュウの体を小突いて言った。


「文字通り、体を張って守ってやれよ!この舞台はアヤカがずっと練習してきた舞台だろ。それが今ピンチなんだ。アヤカを守る役目のひとつだと思って、とりあえずがんばれ」


 初めて会った時のダイスケの第一声を今でも思い出す。「お前暗い奴だな」と言って、大笑いをされた事が記憶に新しい。


 その時リュウは何も返すことが出来なかった。

 暗いと言われたことに対して落ち込んだとか、そういう事じゃない。幼い頃から戦闘訓練を叩き込まれてきた彼の人生で反論などしようものなら、容赦なく叱られ体罰を与えられてきたからだった。


 自分の周りの子ども達は、皆無表情または泣いてばかりだった。そんな事が当たり前だったリュウにとってダイスケは今まで目にしてきた子ども達とは全く違う、良く笑う少年だと思った。昔から変わらない、彼の強烈なプラス思考と明るさに、何度も救われてきた気がする。


「今になって思うよ、あの時の僕に関わるの結構大変だったんじゃないかって」

「そうか?俺は結構楽しかったぞ」


 笑顔でそう言い放つが、当時はこんなふうに会話が成立する事もなかったと記憶している。


「ダイスケは、いつも前向きで羨ましいよ」


 そう言って少し緊張がほぐれた親友を見てダイスケもほっとしたような顔をした。


「俺はお前みたいに何でも諦めないでコツコツやるのが羨ましいと思うけどな。俺すぐ飽きるからさ」


 リュウは何かが吹っ切れたような表情で台本をバッグの上に置くと、舞台の方を向いた。


「ありがとう、ダイスケ」


 親友に感謝しながら、舞台の方へ足を向けた。


「この舞台、絶対に成功させてみせる…!」

「がんばれよ!」





 リュウが舞台袖に移動したのを見送ったところで、後ろから衣装を着たアヤカがやってきた。


「ダイスケ、これ、人魚の衣装!どうかな」

「ああ、すっげーきれいだよ」


 透き通ったブルーのドレスを着たアヤカは、神秘的でとても綺麗だった。笑顔でそう伝えるとアヤカは嬉しそうに微笑み、そんな彼女を見て少し目を細めた後、ダイスケはあることを思いつく。


「そうだ、この台本アヤカのだろ?そこに落ちてたぞ」


 アヤカはその場にあった台本を手渡され驚いた。自分の台本は先程更衣室に置いてきたところだ。


「ダイスケ、これ」

「じゃあな」


 足早に去って行くダイスケの後姿を見送った後、アヤカは台本の中身を見た。


「これ…リュウの字だ」


 小学生にしては整ったきれいな字。一目でリュウの字だとわかった。句点や読み方など細かくメモされ、文字が書き込まれた台本。中庭で練習を付き合ってもらった時。自分が台本を覗き込むとリュウは慌てて台本を隠したのを思い出す。


 書き込まれたその文字には、彼がこの台本にどれだけの時間を費やしたかが鮮明に描かれていた。


(リュウ、私の知らない所ですごく練習してくれてたんだ)


 ずっと、何でもそつなくこなしてしまう凄い人だと思っていた。でも違った。自身の努力を決して口に出さず応援をしてくれていた事を知り、胸が熱くなっていく。


(リュウ…ありがとう)


 心の中で感謝の言葉をささやき台本を彼のバッグの上に置くと、準備に忙しく動き回るクラスメイト達の間を通り抜けて、リュウのいる舞台袖へたどり着いた。


「行こう、リュウ」


 リュウの手をアヤカが取った。彼女に手を引かれ、リュウは舞台へと足を運んでいく。




 リュウの王子役はショウの演じる王子とは全く違うタイプの王子だった。


 キザで物腰柔らかなショウの演じる王子に対し、リュウの演じる王子は少し勢いがありすぎるような印象も受けるが、まっすぐで、純粋で人魚に対し情熱的な王子で、それはそれで良いとサツキもほっとしたように頷いた。


「羽瀬田くん、すごくいいよ!このままがんばって」

「急な代役とは思えないよ。澤谷さんの人魚姫ともぴったり息が合ってるし、僕より王子に向いてるんじゃないかな」


 ショウとサツキに賞賛され、苦笑しながらリュウがアヤカの方へ視線を逸らすと柔らかな微笑を浮かべる彼女を見て少し心が和んだ。


「さあ、一番盛り上がる真実のキスのシーンだよ。2人とも頑張って」


 サツキの声には舞台のクライマックスへの気合が滲み出ていたが、その言葉に再びリュウの表情が凍り付いた。



「キス…」



 小さく呟いたリュウの額には冷汗が浮かんでいる。





「あー。そっか、キスのシーンか」


 ダイスケが冷汗を流しながら小さく呟いた。リュウの方を見ると顔が再び硬直しており、酷く動揺しているようだ。


「これは職務だ」


 ブツブツと呟きながら舞台袖に立つ彼を見て、せっかくリュウがやる気になったのに変な爆弾が投下された気分に陥りながら、ダイスケは小さくため息をついた。





 舞台袖で一人困惑の色を深めるリュウ。後方に視線を投げれば、サツキとショウの目が熱を帯びて彼に注がれ、その背後にはクラスメイトたちの期待に満ちた一種の訴えとも取れる眼差しが彼に突き刺さる。その圧力に舞台を見つめる彼の視線は冷たい汗と共に硬直していた。


「リュウ、大丈夫…?」


 心配そうなアヤカの問いに、苦笑いを浮かべた。しかし、その胸の内には、激しく乱れる感情の渦が渦巻いていた。


 再び緊張し始めたリュウを見て、アヤカは少しだけ考えた。

 どうすれば、リュウの緊張がほぐれるだろう…


 皆に指示を出すサツキ、彼女の隣で一緒に皆を手伝うショウ。クライマックスに向けて照明の準備を始めるクラスメイト達。舞台はまさに大詰めを迎えようとしていた。

 みんな準備に取り掛かり騒がしい声が響く中、2人きりになった舞台袖。リュウの方を少し見ると、硬直した表情で冷汗をかいている。


 アヤカは考えた。

 精霊が不安になった時の事。


 そんな時どうしてたっけ。部屋で自分の心に反応して精霊が震えた時、彼らはどうしたら落ち着いたか。


「リュウ、あのね。私…リュウが王子様でよかったな」


 その言葉にリュウは一瞬動きを止めた後彼女の方を向いた。アヤカは笑顔を浮かべ、言葉を続ける。


「いつも、私を守ってくれてありがとう。私、リュウがいるから今毎日が楽しいよ」


 アヤカがいつも精霊たちにしている事…それは寄り添う事。

 寂しがっていたら抱きしめてあげて、泣いていたら傍にいて彼らの言葉を聞いてあげる事。不安そうな時は、優しい言葉をかけてあげる事。それは彼女の事をずっと見守ってくれている守護精霊がいつもアヤカにしてくれている事だった。


「屋上で女の子たちに言われた事も、ショックだったけど…リュウがいてくれたから心強かった」


 化け物


 クラスの女子にそう言われた時、アヤカは悲むことも、怒ることもしなかった。


「あの時、リュウが怒ってくれたから…私、落ち着いていられたの」


 あの時のアヤカの笑顔を思い出した。笑ってはいたけど、彼女のライトブルーの瞳が揺らいでいるのを見て、無理やり作った笑顔だとすぐわかった。本当は泣き出したかっただろう。屋上で自分の悲しみが起こす現象を目の当たりにしたばかりだったから、外に出せなかっただけだ。


「君は…いや」


 リュウは言いかけて、言葉を選び直した。


「いつか、僕の正体を見せるよ」

「リュウの正体?」


 アヤカの顔を見て、いつもの優しい表情を浮かべながら話す。


「うん、聞いてくれるかな」


 その言葉に、アヤカの口が小さく動いた。ほんの少しだけ音になった、リュウにだけ聞こえるような微かな声。それを聞いてリュウは思う。


 確かに特異な存在だが、それが何なんだろう。

 少なくとも初めて会った時からアヤカは変わらず、明るく天真爛漫な少女のままだ。しかし、この先寂しい想いをする事もきっとある。その度に無理をして笑っていかなければいけないのだろうか。


 リュウは考えた。

 どうしたら、アヤカがこの先ずっと笑って生きていけるだろう。


「アヤカ」

「何?」

「僕の為に練習付き合ってくれないかな…最後の」


 リュウの言葉にアヤカは頷いて、セリフを言い始めた。


「私は人魚でもあり、人でもある。それでもあなたは私を愛してくれるのですか?」


 何度も2人で練習したセリフ。

 アヤカはこのシーンを一番熱心に練習していた。リュウにとって舞台のセリフは正直照れ臭かったが、何度も取り組む彼女を見ている内に自然と一緒に真剣になる自分がいた。


 頑張る君を応援したい。その気持ちは最初から変わらない。


 息を吸い、ゆっくりと吐く。




「妖精であろうと人間であろうと、君は君自身」




 そのセリフに、アヤカは顔を上げた。


「リュウ…?」

「そして僕は君を守る存在だ」


 セリフが違う。そう言いかけた言葉を制するようにセリフを続け、目を大きく開いたアヤカの顔を少しだけ見る。

 今の自分を動かしているのは少なくとも理屈とか職務とか、誰かに依頼された事とは少し違う事であり、決して表立って言う事は出来ない事。


「君がどんな存在でも、僕は傍にいて君を守る…だから」


 初めて会った時、楽しそうに自分の話を聞いてきたアヤカ。舞台の主役を頑張る姿や、時に見せる強い姿。そして、自分の依頼主であり警護対象である事。


”私は妖精だから”


 聞こえるか聞こえないか、それくらいの小さな声で彼女が発した言葉。それが何だって言うんだろう。跪き、アヤカの左手を手に取った。セリフの力を借りてしか言えない自分が少し情けないと思ったが、それでもリュウは強く思った。


「君は変わらず明るい君でいてほしい」


 そう言って手の甲にキスをすると、リュウはすぐ立ち上がり顔を伏せた。


「うん、だいぶ緊張がほぐれたみたいだ。ありがとう」


 微笑むリュウに、アヤカはしばらく硬直していた。


「羽瀬田くん、アヤカちゃん、はじまるよ」


 サツキの声が響き、リュウは舞台の方を向くが、アヤカは俯き、自分の胸に手を当てる。


「あ、あれ…??」


 胸が大きく鼓動している事にアヤカは動揺した。

 心臓がバクバクして、鳴りやまない。少し、顔も熱い。


 出番になり、アヤカは舞台へと歩いていく。続いて王子役のリュウも歩いていく。

 ライトに照らされた舞台。夜の背景に王子の城。海に向かって歩いていこうとする人魚姫であるアヤカのブルーのドレスと、彼女の細い金髪がライトに照らされキラキラと輝きだした。


 舞台にリュウとアヤカの2人が立ち、人魚姫と王子として演技が始まる。



「私は人魚でもあり、人でもある。それでもあなたは私を愛してくれるのですか?」



 何度も練習したこのセリフ。

 アヤカは胸の鼓動を感じながら、目の前の深い青い瞳を見つめ、そのセリフを口にした。



「人魚であろうと人間であろうと、君は君自身。そして僕は君が好きなんだ」



 リュウのそのセリフはアヤカの心に深く刻まれ、その時の彼女の笑顔は今までの練習のどの時よりも輝いていた。




 真っすぐ正面にいる、いつも自分の近くにいてくれる存在であるリュウを見つめながら人魚姫を演じる彼女の瞳は、まるで星の輝きのように煌めき、会場に集まった観客はその笑顔に釘付けになっていた。



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