第4話 化学とレモンと命の洗濯

「それでだ、レーカ嬢。錬金ギルドは製薬についても管轄しているんだよ。薬草から飲み薬や軟膏を作ったりするからね。

 ちなみに医療魔法は教会が取り仕切ってる。

 それで……。あんたの界でスカービーという病気はあったかい? それからチフスという病気。

 ほかにもいくつかあるんだが、危急としてはこの二つの病気を何とかしたいんだよ」


「チフスはありました。スカービーについては、ちょっと確認しますね」


 ……そういや Wikipedia の加護ってどう使うんだろう? 左手の紋章に意識をこらす。女神テラ様、Wikipedia の加護ってどうすれば使えますか……?


『界の本と同じような装丁の Wikipedia の本を蔵の鞄に入れておきます。そちらはレイカさん以外には白紙の本に見えますので、人前で堂々と見ても安心ですよ』


 とのお告げが。いやでも白紙の本見ながら頷いてたりしたら危ないとか可哀想とか言われるでしょ……。


 ごそごそと腰にくくった蔵の鞄から Wikipedia の本をひっぱり出す。Wikipedia がこんな分厚くて立派な辞典になるだなんて。本望だろうねえ……。


「ええと、スカービースカービー……。ああ、壊血病の事なのか。セレスティーヌさん、どちらも分かります。

 スカービーは食品に含まれる特定の栄養素が極端に不足する環境に晒されると発症します。歯茎からの出血や歯が抜ける、貧血、内出血、傷の治りが悪いなどの症状があります。

 治療としてはアスコルビン酸を日に3回、症状がなくなるまで摂取、その後は新鮮なお野菜やすっぱい果物ライムやレモンを食事で取ることを心がける、と言ったところです。

 アスコルビン酸の錠剤はプラントで作成出来ます。治療に役立つ食べ物も作れます」


 ここでセレスティーヌさんが手を上げる。


「レーカ嬢、食品の栄養素ってのについて、ざっとでいい、教えてくれないか」


「はい、我々が日々口にする食べ物、パンやシチュー、肉に野菜に果物。これらは含まれる“栄養素”で分類する事が可能です。

 肉や魚は『タンパク質』という栄養素を含みます。肉の脂身やオリーブオイル、バターは『脂肪』、パンや小麦、蕎麦などの穀物には『炭水化物』が含まれています。この3つが三大栄養素とよばれ、生物の生存に必須とされています。

 この三大栄養素以外に、塩などに含まれる『無機質ミネラル』、そして先程のアスコルビン酸やカロテノイドなどの『ビタミン』があります。

 これら栄養素は、大量に摂取すれば良いという訳ではなく、年齢や性別、日頃の運動量などによって接種すべき量を定量化することが可能です」


「そうか……。そしてそのアスコルビン酸が足りないからスカービーになる、と。他の栄養素が不足した場合、また違う病気になるのだろうかねえ」


「はい、例えばビタミンB1という栄養素が不足すると脚気という病気になります。これは脚のしびれや心不全を引き起こし、最悪死亡します。

 ですが、麦類の穀物を主食としているのであれば発生しないと思います。ビタミンB1は麦類に豊富にふくまれますので。

 わたしの界では、学問の一つである『栄養学』が興されるほど、人々の健康的な生活に欠かせないことわりでした」


「そうだろうね、漫然と美味いもの食いたいモノだけを摂っていてはぶくぶくと太るだけだ。

 レーカ嬢、その栄養学について、教授頂く事は可能だろうか。書籍でもいい。アーシャレント全体に栄養学は必要となるだろう」


 界の本から栄養学の部分を抜き出して複製したらいいかな。女神テラ様さまにお伺いを『構いませんよ、複製本はその先同じようには複製出来ませんので、必要であれば写本を。その事だけセレスティーヌさんにも言い含めておいてくださいね』はい、お見通しでしたね。


「わかりました」そう言って蔵の鞄から界の本をひっぱり出す。テーブルの上に置き手をかざし念じる。アーシャレント界の食料品の栄養について、網羅的に記した栄養学の本を複製! ぼふんと煙が上がり、界の本の上に栄養学の本が積み上がる。なんで煙でたの……。


「こちら、アーシャレント界での栄養について、全てが記された栄養学の本です。女神テラ様からセレスティーヌさんにお渡しするよう神託がありました。

 ただ、この本は今のような複製が出来ないらしいので、写本するなどで複製本を作ってください」


 差し出した本へおずおずと手を伸ばすセレスティーヌさん。


「ありがとう」目にじんわりと光るものが。アーシャレント界の為ならお安い御用です!


「それからチフスですが、発疹・頭痛・悪寒から手足の疼痛、全身に発疹が広がる、と言う症状ですか?」セレスティーヌさんに問うとそうだと首肯。


「それであれば、発疹チフスです。これは伝染病ですね。『細菌』と呼ばれる目に見えないほど小さな生物が、シラミやダニを介して罹患します。

 治療には抗生物質と呼ばれる、体内の細菌を死滅させる薬が必要です。その上で、寝具や衣服を含め身体を清潔に保ち、シラミを減らすことが必要です。

 壊血病スカービーも発疹チフスも、治療可能な病気です」


 そう告げたときのセレスティーヌさん、心の底からほっとしてた。


「しかしレーカ嬢、あんたの界はいったいなんなんだい。アーシャレントが未開の地に見えるんじゃないか?」なんだか気疲れした雰囲気のセレスティーヌさん。


「ん~ 未開の地ではないですよ。いまのアーシャレントは、わたしの界も辿った歴史です。ただ、わたしが居たのはそこから多分500年か600年か、それくらい時が進んだ先の世界でした。

 わたしの加護は向こうの界の知識を見ることが出来、ことわりの判明しているモノを手間なく作成することが出来る、だけなので。

 今日、セレスティーヌさんにお話を頂いたように、これこれこういう問題がある、解決出来るか、と問われたらその解決に尽力できますが、ただただアーシャレントの片隅にいるだけじゃただの小娘ですよ」


「ああいや、すまない。やり込めたい訳じゃないんだよ。あんたは知識だけというが、その知識がなければそもそも何も出来ないんだ。だからとても助かる。ありがとう」改めて深々と頭を下げられるとなんともこそばゆい。


「はい、あー、ええと、まずアスコルビン酸の製造ですが、プラントで可能です。原料は小麦です。いくつかの工程で加水分解、ニッケル触媒で有機反応を起こし、バクテリアによる酸化、アセトンと酸性下での加工、ジプログル酸への有機酸化と加熱をへて、水溶液が出来上がります」


「あー……。なにかの呪文か……?。でも再現性を持つ手順があるのか。あんたの界でも錬金術が盛んだったのだな」


「いえ、実はこれ、錬金術ではないのです。元の界には“魔素”が存在しませんので。これは、ことわりを究明する学問、化学といいます」


「魔術や錬金術ではないのに、ことわりをあらわす事が出来るのかい……」


 まぁ、魔術師さんや錬金術士さんからしたら未知のことわりよね……。


「つぎに発疹チフスの治療薬ですが、こちらもプラントで製造出来ます。テトラサイクリン系の抗生物質が有効とされます。製造手順はちょっとややこしくて」セレスティーヌさんが手を振り遮る。


「いや、それはいい。たぶん聞いても理解出来ん。あんたが作れると言った、それで十分だ」


「ありがとうございます。それ以外に、身体を清潔にする為にお風呂に入るのがいいですね。誰もが入れる公共のお風呂ってあります?」


「ああ、あるよ。だが、病人が入っちゃ他の客にうつるんじゃないか?」


「完治した後の再発防止が目的です。あとは施設内を定期的に清掃していけば大丈夫ですよ」


「そういうものか。……わかった、公衆浴場は教会の管轄だ、あとで話をしておこう」


「それで、どうしましょうか。製造量次第ですが、プラントを置くにしてもそれなりに広い場所が必要です」


「そうだねえ……」腕を組んで首をひねるセレスティーヌさん。「どうせこれからあれこれ頼む事に成るだろう。1ヘクタールくらいの土地があればしばらく保つか?」


 1ヘクタール。100m四方……。


「はい、しばらくは持ちそうです」


「わかった。土地は我々の方で手配するよ。人の手が入らない野っ原だけはこの街の周りにいくらでもある。

 ただ、あんたとしても都度こうやって呼びつけられ問題解決を言いつのられてちゃ身体が保たないだろう。

 もうちょっと上手い方法を考える事にするよ」


セレスティーヌさんが立ち上がり、握手。たしかにもうちょっと上手に回す方法ほしいよね。




「なーんか疲れちゃったねー」錬金ギルドを出、サラと顔を見合わす。気疲れというかはなし疲れというか。


「つかれたにゃ~」サラもなんとも言えないうじゃけた顔をしてる。すっごい疲れてるぽい。


「お風呂、入りに行く?」


「そーするにゃ。風呂は命の洗濯にゃ~」


 錬金ギルドからちょっと西に行った所に公衆浴場があった。サラ曰く、食事やアルコールを摂ることも出来、マッサージや蒸気浴も受けれるそう。

 お隣のお店で石鹸とかタオルを買って、そのまま浴場へ。


 お金を払って脱衣所で服を脱ぎ、タオルと石鹸を片手に浴場へ。プールくらいおっきな湯船が1つ、壁際には腰掛けと小さな桶が。けっこう銭湯と近しい雰囲気だなぁ。


「ほれ、レーカ。こっちおいで。背中洗っちゃるにゃ」


 自分の前に腰掛けをおいてポンポンと叩いてるサラ。ほんとお姉ちゃんだね。


「はいはい。森でも思ったけど、サラって子供好き? 面倒見いいよね」


「んー? 孤児院ではちっちゃい子の世話は上の子の役割しごとだからにゃ~。ほれ、手あげて」


「そっか~。そうだよね、上の子が下の子に薬草とか食べ物の知識を教えて、大きくなったら独立して、また新しい子が来たりするんだよね」


「まぁ、孤児院はそういう所だからにゃ~。一人で生きていけないくらい小さい子は、みんなで育てるにゃ」


 腰掛けの上でくるっと回って今度はわたしがサラの背中を洗う。やっぱりすらっとしてるけど筋肉質。口調がにゃんこだし動きとか性格もにゃんこだけど、頭いいし冒険者のお仕事経由でいろんな人脈あるし面倒見のいいお姉ちゃん。ほんととっても優秀な人なのだ。


 結局背中だけじゃなく頭のてっぺんからつま先まで磨き上げられてしまった。解せぬ。一応成人してるはずなのだが……。


 ほんとでっかい浴槽。向こう端が湯気で霞んで見えない。ふつうに泳げるよね。泳がないけど。泳げるほど深くないし。サラとならんで湯船に浸かる。ちょっとぬるめかな。ゆっくり浸かれる。


「実はさ~」頭にタオルを乗っけて湯船のヘリに頭をのせる。脱力してたっぷりの湯を楽しむ。


「なんにゃ~?」


「プラントの権能ってさ~、わたしが『これを作れ』って念じたら、“魔素”だけでなんでも作れるの。原料とか、形とか、たぶん何も関係ない。

 昨日作ったブランデーも、きっと水差しかなんから無限に30年モノが湧き続けるように出来ちゃう」


「めちゃくちゃな話にゃ~。でも“魔素”にも限度あるにゃ?」


女神テラ様が、無限に“魔素”を使えるようにしてくれてる」


「またにゃんとも無茶にゃ……」ですよねー。


「誰にも言えない」


「そりゃ言えんにゃ。アタイも誰にも言わんにゃ」


「そこは心配してないよ。問題はさ、わたしがどこまでやってしまうか、なの」


「あー、レーカお人好しにゃ~。求められたら無限にやらかすにゃ」やらかすて。


「ん~~。言いたい事はあるけど、つまりそういう事」


「好きにすりゃ良いにゃ。それを女神テラ様も求めてるにゃ」


「そーかなぁ」


「どうせ今も覗いてらっしゃるにゃ。アーシャレント的にダメなら止められるか何も起こらないか、たぶん無かったことになるにゃ」


「そーかなぁ」


「アーシャレント界を創造された女神様にゃ、レーカがなにやらかすかにゃんて全て知ってるにゃ。そんなレーカに無限の“魔素”与えたらどーにゃるか、分からん訳にゃーよ」


 ……やっぱり創造神様じゃないのよさ……。


「原料なしで“魔素”でなんでも作れるにゃんて夢にゃ。ウハウハにゃ」またウハウハかい。


「原料はちゃんと使った方がいいと思うんだよね」


「なしてにゃ? なんも使わんほーがお得にゃ」


「いや、そう? そりゃお得かもだけど」


「んーと、細かい話は抜きにゃ、10の小麦で10のパン作って10人がパン食べてるにゃ。10の小麦からレーカが5を原料にしてなんか作ったらパン5個足らんにゃ。5が2でも話は変わらんにゃ~」


 いやまぁ確かにそうだけどさ。無制限にやりたい放題って、ほんといいのかなぁ……。


「そもそもレイカが作るもんってアーシャレントに存在しないものにゃ。存在しなかったもの作るのにアーシャレントのモノ使ったら足らんくなるにゃ。

 これまでなかったものを“魔素”だけで作れるならにゃーも問題ないにゃ~」


「……もしかして女神テラ様じゃないですか……?」アーシャレント界でわたしを『レイカ』と呼ぶのは女神テラ様だけなのよね。他はみんな『レーカ』。どうやら発音の問題ぽい。あとなんか光のぽわぽわが漂ってる。


「うふふ、正解。ちょっとお邪魔しています。

 それで、先ほども言いましたとおり、既存資源の範囲内で活動してほしいという訳ではないのです。そして、テラシオンだけではなく、テラディオス大陸だけではなく、アーシャレント全体に恩恵をもたらしたい、と言うのが本当のところなの。

 これは神々の意志で、そのためにレイカさんを使徒としました。無限に近い命と、無限に供給される“魔素”を授けました。なにをしてもいいのです。

 レイカさんはアーシャレント界自体の文明を破壊してしまう、歴史を停滞させてしまいそうと心配されていますが、全てを赦します。その影響はすべて神々われわれが責任を持って負います。

 あとは、……そうですね。これは言ってしまった方がよいでしょう。レイカさんという存在、“使徒”とは神々われわれの意志を直截的に、能動的に、自律的に実行できる“神意の代理実行端末”です。思うとおり為してください。

 先程サラさんもおっしゃったとおり、それを神々われわれの判断で留めることもあるでしょう。神々われわれはそれを赦します。プラントの権能を、そしてその恩恵を得るために“魔素”のみで為すことを神々われわれは赦します。

 そもそもレイカさんに与えた“魔素”は、アーシャレント界に存在するものです。界全体での収支は合っています。“ウハウハ”です」なんでそこでサラが混じるの……。


「わかりました。ホントにダメな事については神様が止めてくださる、もとの界の知識や無限の“魔素”を使って、わたしが為すべきと思ったことを為す、という事ですね。

 わたしお人好しなので、あれやこれや頼まれて断り切れなくなりそうで心配だったのです。際限なくなりそうで」


「それこそが神々われわれの望みですよ。それを為して頂くために必要な全てが使徒たるレイカさんという存在です。神々われわれ使徒レイカさんの存在を、為すことを、為さぬことを、全てを赦します。

 レイカさんの作ったプラントは、レイカさんが明示的に破壊しない限り故障も劣化もしません。権能チートです。

 もちろん、レイカさんの手の届く範囲で構いません。なにを優先するかも、お任せします」


「では、いろいろなプラントを作って、その運用自体をそれを望む人に任せてしまっても?」


「はい、構いません。原料を使うも使わないも、その判断自体レイカさんにお任せします。

 新しい産業を興すためなら原料を使うのも良いでしょう。原料の増産のためにまず肥料から手がけるのも良いでしょう。

 アーシャレントに存在しない医薬品を作成するなら、“魔素”だけで作るのが良いかもしれません。

 ああ、そうそう。次にあの蒸留酒ブランデーを作られましたら、少しでよいので蔵の鞄に保管して頂けませんか? 神々の間でもあのブランデーを飲んでみたいと話題なのです」


「わかりました、一樽献上いたします」


「よろしくお願いしますね。では、また」


 そういって女神テラ様は戻られたらしい。サラが大きく伸びをした。


「そーゆーことらしーしレーカは好きかってすりゃいいにゃ」


「聞いてたの?」


「聞いてたちゅーか聞こえてたにゃ。ん? 見てたにゃ?」頭ひねってるけどこっちもわからんよそれじゃ。



 そんなこんなでそろそろのぼせそうだね~、と言うことで湯上がり、汗が引くまで果実水を飲みながらベンチで一休み。よく冷やされた果実水が染み渡る。


「まぁもういろいろ大変だわ」


「そーにゃ~。でもあの感じだと、たぶんなにやらかしても怒られないにゃ」やらかす前提なのが悲しい。


「むぅ……。いや、思ったんだけど、なんでも思い通りに作れるなら、例えば原料だけ、とか、原料と“魔素”の結晶が必要とか、“魔素”だけで動くとか、わたしが“考えて”作ればいいんだもんね」


「そーそー。レーカはやらかすことを求められてるにゃ~」


「それは悲しいでしょ……。

 でもわたしが壊そうと思わない限りずっと動き続ける機械装置プラントとか、この界に存在させちゃっていいのかなホントに」


「古代遺跡とか迷宮ダンジョンからたまーに出てくる神ノ器だにゃ~。王様に売りつけたらお貴族様なれるにゃ。地位も名誉もウハウハにゃ~」


「地位も名誉もいらないかなぁ。この界で、困ってる人の手助けしながらのんびり暮らせたらいいよ。

 サラが一緒に来てくれたらもっとうれしいな」


「お~、まかせるにゃ! なんか女神テラ様に召喚さよばれた時に、神豹族しんほうぞくってのに進化させられたからレーカが死ぬまでめんどうみちゃるにゃ!」


「ちょ、そういう大事なことは最初に言って!」わたし聞いてない!


「ん~? たま~によくある話にゃ。犬族種もよく神狼族になってるし、よくあるよくある。あるあるにゃ!」このお気楽デカネコは……。


「ほんっとにいいの? わたしなんかのために女神テラ様にムリヤリやらされてない?」


「な~に言ってるにゃ。レーカはなんかじゃないにゃ~。お人好しで素直でやさしいにゃ」頭をわしゃわしゃと撫でながら、サラは続けた。


「厄災のせいでたった一人アーシャレントに来て、永遠に生き続けなきゃいけないずっとひとりなのはさみしいにゃ。いくら女神テラ様が見守ってくれてても、ひとりぼっちはダメにゃ。

 だからアタイが一緒に行くにゃ」


 頭をわっしゃわっしゃと撫でくりまわされて、嬉しくてなんだかとっても寂しくて隣のサラに抱きついた。サラはずっと頭を撫でくりまわしてくれた。

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