こんにちは。
「殿は、マントヴァの殿でいいのです。それだけで。」
イザベラさんの愛が、傷心のフランチェスコさんに伝わりましたね。
はじめまして。拙作に沢山読みに来てくださり、評価までいただきありがとうございます!
イザベラの生きざまに感動しながら、毎回、読ませていただいております。
情景描写もすばらしくて、一気にその時代にひきこまれるよう。
壮大な物語にわくわくします!
引き続き、じっくり読ませていただきます。
作者からの返信
水無月あん様 御侍史
この上ないコメント、有難うございます。
感激でいっぱいです。
いつも御作を拝読し、あん様の豊かな教養とまばゆい才能、そしてお育ちの良さにうっとりして居ります。
このコメントの文章は妙なる調べが聞こえる様で感動致しました。
もう何度もあちこちで書かせていただいて居りますが、本来ならこの様な素晴しいコメントをいただきました時、謙遜すべきでございますが、この作品は私の力で創れる様なものではないと感じて居ります。
小説は初めての医学生が、僅か1か月の夏休みに英文の膨大な資料を読み、ノートに執筆し、ワープロの無かった時代ゆえ手書きで原稿用紙377枚にお清書し・・・あの時は時間との戦いで、不眠不休で無我夢中で書き上げましたが、今、読み返してみて
「どうして私にこの様なことが分かったのだろう。」
「どうして私にこの様なことが見えたのだろう。」
と不思議に感じることばかりで、運慶は
「私が仏像を創るのではない。
木の中に仏像が埋まっているのだ。
それを彫り出すだけだ。」
と言った様に、この作品も木の中に埋まっていたのだと感得致しました。
だから、どうしてもイザベラ侯妃を一人でも多くの方々に知っていただきたい一心で・・・40人の入院患者様を診ながら、倒れそうですが・・・親は我が子を守るためなら命も惜しまないと言いますが、その思いで頑張っています。
イザベラ・デステ侯妃の御蔭であん様の様な素晴らしい御方と巡り会うことが出来、幸せです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞよいお年をお迎え下さいませ。
激動の回ですね。
多くの大切な人が亡くなり、フランチェスコの運命はジェットコースターのように。
それでも、彼が戦死することなく戻ってきたのは、ひとつの幸せではありますが。
作者からの返信
三奈木真沙緒先生 御侍史
三奈木先生の愛情深さに心を打たれます。
私も1496年、97年のことを思い出すと、胸が絞めつけられ、暗然と致します・・・時々、自分が15世紀に生きているのか、いつの時代に生きているのか、分からなくなります。