イザベラ姉ちゃんは、従弟たちにとって大切な姉ちゃんだったのですね…。
わかるときが来るさ、うん。
こんにちは。
「当時の王侯の結婚式は、花婿は本国で花嫁を待ち、決して出向いて来ないしきたりであった。花婿から遣わされた要人が「代理の花婿」として花嫁の両親の前で結婚式を挙げ、そして、花嫁をいざなって花婿のもとに連れて帰るのであった。」
ほえー!!そうだったんですか……。
結婚式の様子、祝福の華やかな雰囲気が良いですね!
作者からの返信
有難うございます。
私は小学校5年生の時、マリー・アントワネットを描いたツワイクの「悲劇の王妃」を夢中で読みました(それから少し後、「ベルサイユのばら」が一世を風靡したのです)。
「悲劇の王妃」の冒頭、フランス国王から遣わされた神父様がウイーンにやって来て、「代理の花婿」としてマリア・アントニア(マリー・アントワネット)と結婚式を挙げて母上マリア・テレサ女帝たちに見せたので、子供心に大変驚きましたが、時は18世紀末。
ヨーロッパの王侯は何世紀もこのしきたりを守っていたのですね。
フランチェスコと結ばれるイザベラ、そして彼女たちを祝福するフェラーラの人々の幸せな様子が伝わってきました。
ジェバンニたちは最後まで姿を見せませんでしたが、祝福してくれてるとよいですね。
作者からの返信
日鷹久津先生 御侍史
御愛読下さいますだけでも感謝の気持ちでいっぱいでございますのに、いつも心あたたまるコメント有難うございます。
少年たちが傷心を乗り越えるには、どれくらいの年月が必要なのでしょうか・・・