第26話 ユキとマユミ その④

ユキが5歳の頃


両親が離婚した




それからずっと


寂しそうな顔のユキ




初めて時間屋に出会い


過去に戻った私は













トモキとアキラが死んで


私は時間屋の管理人に出会う






時間屋に

ビジネスの提案をして…




交換条件は…

私とユキの







トモキとアキラの命を支払って


私は永遠の


時間利用を可能にした





何度も何度も


繰り返し


繰り返し


2人の命を捧げる





はそれを楽しんだ






でも…


それも…


終わりを迎えようとしている






私がアキラの首を絞めた事で



初めてユキが私を拒んだから







ユキに必要とされない私は




存在そのものが無意味になる




時間屋も私を裏切った…





たぶん…


私と勝手に契約を結んだ管理人が

処分されたのだろう…







私たちの物語が




終わりを迎える







なんてあっけないんだろう…








なんで…こんなにも…








寂しいのだろう…

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