脆く墜ちていく…。。

第1話

失恋をした。

何か変わるわけでもなく

世の中はいつも通り動き出す…

私の心情を表すように

雨が降るでもなく。

新しく

出会いもあるわけでもない。

本当になにもかわらない。

それが当たり前なのだ。

割と前から

別れるだろうな。。と思っていたし、

何となく気持ちが無くなってるのも

気づいていたし…。

なんて

自分に良いように

納得させるように

頭の中を巡る言い訳たち

その反面

クリアな部分もあって

今までだって何度も別れ話をしたことがある。

その時のような

ぐちゃぐちゃな気持ちは

もうない。

ただ、

なんか気持ち悪い。

忘れてしまいたい。

こんな中途半端な思考を持っていたくなくて。

消えたいとすら思える。

これまた

都合のいいもんだ

そんな事を

仕事中に思いながら

今日も私はここにいる

こういう脳内の言葉の流れを

小説にしたい。と考えるけど…

誰かと交流する訳でも

物語のように新しい出会いが

ある訳でもなく。

淡々と毎日仕事へ行き、

夜になると謎の怖さに引きずり下ろされ

お酒に溺れて

寝る。

なんて

気持ちの悪い日々なのだろうか。。