第2話 mother and children
episode2
----------------------------
双子
----------------------------
俺がエマを推し始めたのは理由がある。
半年前
あおい『先生!みてみて!E古町!この子はハズキちゃん!ダンスが上手いの!この子はアンナちゃん!歌がうまいんだ〜!でも私の最推しはエマ!美少女で歌もダンスも上手い!スタイルも良きでもはや天才じゃない?!』
この子は(すなだ あおい)
うちの病院の患者だった。
あおい『私も生まれ変わったらこんな顔に生まれたーい』
力翔『生まれ変わるなんて非科学的な事だな。それにあおいちゃんだって可愛いじゃん。生まれ変わる必要何て無いよ。』
あおい『先生すきー!!私と結婚してー!!』
力翔『はいはい。16になったら考えてやるよ』
ピーッ ピーッ ピーッ
彼女は先天性の心臓病だった。
亡くなったのは14歳だった。
彼女がいなければE古町というアイドルすら分からなかったかも知れない。
そんで今に至るって訳だ
力翔『診断の結果ですが。双子ですね』
エマ『双子…』
力翔『男の子と女の子ですね』
社長『先生、どうするべきですかね、』
力翔『まぁまだ16歳なので色々考えた方が』
エマ『産みます』
力翔『…本当に良いのですね。』
エマ『うん!私なら大丈夫でしょ〜✴︎』
力翔『分かりした。私が必ず元気な子供を産ませます!』
エマ『ありがとっ先生』
それから4ヶ月が経った。
夜の病院の屋上〜
力翔『あれっエマさんこんな所にいたら夜風に当たりますよ』
エマ『平気平気〜元気ピンピンだから!』
力翔『いよいよ明日ですね』
エマ『そうだね〜私も母親か〜』
力翔『アイドルと両立は大変ですね』
エマ『なんだー気づいてたんだ』
力翔『まぁ私の担当した患者の女の子に、貴方のファンがいたので。』
エマ『あはは〜そゆことね〜。確かに大変だけど社長とか皆んなの協力もあるし何とかなるよ』
力翔『世間の反応は分からないですけどね〜』
エマ『それは大丈夫だよ〜』
力翔『なぜ?、、!!もしかして、』
エマ『そう。公表しない。』
力翔『大丈夫なんですか?』
エマ『アイドルなんて偶像の存在だよ?むしろファンは綺麗な嘘を求めてる
"嘘はとびっきりの愛なんだよ"
俺はそんな事を言ってる彼女を美しいと思った
力翔(俺はこの子を応援しよう)
帰り道〜
??『お前星野エマの担当医??』
力翔『誰だ君?ファンだとしたらエマは苗字を公表してないから関係者?名前は?』
??『くっ、、』タッ タッ タッ
力翔『おい!逃げるな!』タッ タッ タッ
力翔(くそっ...かなり森の奥に来てしまった、)
ドンッ バタッ
なんだ、、視界が、、ぼや、け、て、、
携帯『ブーッ ブーッ ブーッ』
社長か、エマが産気ずいたか、、
約束したんだ、、俺が、げん、きな、子、を、
次に目が覚めると俺は天国に居た。
エマ『ご飯でちゅよ〜アクアマリーン』
俺はエマの双子の子に
生まれ変わっていた
episode2
----------------------------
双子
----------------------------
end
【エマの子】 @kiringisatou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。【エマの子】の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます