3日目 バッキン
まだ21歳だけど、奈良県で1番自分が愚か物じゃないかと思います。家族に迷惑をかけ、自分のせいで金の困る生活にし、事故を起こしまくり家庭を地獄に変えた。
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8月30日深夜23時58分、人生3度目の交通事故を起こしました。お金に困っており、1日に2社掛け持ちながら働いていたところ、運転中眠気に負け、止まっていた前の車に衝突した。
相手は黒のプリウスに乗った60歳の男性で即、110と119に電話を掛けた。相手は全治2週間の打撲で済んだはいいが、僕の乗っていた車はエアバックが開き全損、廃車でした。
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事故から2週間が過ぎ、警察署と検察庁を行き来する毎日。検察庁の方から書類が届き、「罰金40万」という文面を確認しました。
これを払えなければ、警察に逮捕された僕は拘置所へと連行されるでしょう。
その書類には、拘置所で1日5,000円換算で毎日働く旨が記されていて、単純計算で80日(2ヶ月半以上)の刑務所暮らしが待ってることを意味します。
正直言って諦めました。車はないので1日2社掛け持って働くことを叶わず、数週間で40万を稼ぐことは僕には不可能でした。事故してからは電車通勤に切り替えており、仕事に行くたびに電車賃でお金が溶けていく。
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借金するしかない。でなければ死ね。
自分の存在は家族の邪魔だと。
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毎日そう思います。罰金振り込み書が家に届くまではそう時間がないです。早くお金を借りに行かねば社会復帰は不可能になるでしょう。
どうして僕は今も生きてるのかな?存在意義なんてあるのかな?辛いなぁ、ごめんね僕。
終
21歳の日記 タヒアワセ @ImokenP_21
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